小学生になって英語学習を始めると、「英語の絵本ってどれを選べばいいの?」と迷うことが増えてきます。
簡単すぎても意味がない気がするし、かといって難しすぎると子どもが嫌がってしまう。そんなバランスに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実はこの時期は、「聞く英語」から「読める英語」に変わるとても重要なタイミングです。ここで適切な英語絵本を選べるかどうかで、その後の英語力に大きな差が出てきます。
この記事では、小学生におすすめの英語絵本15冊をレベル別に紹介しながら、失敗しない選び方と効果的な読み方をわかりやすく解説していきます。
小学生の英語絵本、何を選べばいい?よくある悩み
簡単すぎても意味ない?
簡単な本は意味がないのでは…と感じることがありますが、実はそうではありません。
英語は、「理解できる量」を増やすことがとても大切です。
難しい本を1冊読むより、やさしい本を何冊も読む方が、結果的に力がつきやすくなります。
難しすぎると続かない…
レベルが合っていないと、子どもはすぐに読まなくなります。
- わからない単語が多すぎる
- ストーリーが理解できない
こうした状態になると、「英語=つまらない」になってしまうこともあります。
どこから始めればいいの?
迷ったときは、次の基準がおすすめです。
- 8割くらい理解できる
- 少しだけ知らない単語がある
- 最後まで読める
「ちょっと簡単かな?」くらいがちょうどいいと考えると失敗しません。
結論|小学生は「読める英語」を増やす時期
聞く→読むへのステップ
幼児期は「聞く」が中心ですが、小学生になると「読む力」が重要になります。
英語絵本は、このステップをスムーズにつなぐ役割を持っています。
意味で理解する力が育つ
単語を1つずつ訳すのではなく、文のかたまりで意味をとらえる力が育っていきます。
これは後のリーディング力に大きく影響します。
多読が一気に効き始める
この時期からは、多読の効果がはっきり出てきます。
- 読むスピードが上がる
- 語彙が増える
- 英語への抵抗が減る
「量」がそのまま力になる時期です。
失敗しない英語絵本の選び方
8割理解できるレベルがベスト
理想は「8割理解できるレベル」です。
- 知らない単語が少しある
- ストーリーは追える
- 読んでいてストレスがない
これが最も成長しやすいゾーンです。
ストーリーで引き込まれる本を選ぶ
小学生になると、「内容の面白さ」がとても重要になります。
- 冒険
- 友情
- ユーモア
こうした要素があると、自然と読み進めるようになります。
シリーズで習慣化する
同じキャラクター・同じ世界観の本を続けて読むことで、英語読書のハードルがぐっと下がります。
- 語彙が定着する
- 読むハードルが下がる
- 読書習慣がつきやすい
シリーズは継続しやすい強い味方です。
小学生におすすめの英語絵本15選
まずはここから(初心者)
Frog and Toad Are Friends
- 短いお話がいくつか入っていて読みやすい
- やさしい英語で内容をつかみやすい
- 友情がテーマで親しみやすい
英語の本を初めて自力で読む子にも取り入れやすい一冊です。
Little Bear
- 文が比較的シンプル
- やさしい世界観で読み進めやすい
- 親子の会話も多く安心感がある
ストーリーを楽しみながら、英語の流れに慣れていけます。
Mouse Soup
- 少しユーモアがあって楽しい
- 短めで区切って読みやすい
- 読み聞かせにも自力読みにも向いている
物語のおもしろさを感じながら読める一冊です。
Amelia Bedelia
- ことばの面白さがある
- くり返し読みたくなる展開
- 小学生らしい笑いにハマりやすい
少し言葉遊びの要素もあり、英語に慣れてきた子にぴったりです。
Henry and Mudge
- 文章がやさしく読みやすい
- 犬が好きな子にも人気
- シリーズで続けやすい
読書習慣をつけたいときの最初のシリーズとして使いやすい作品です。
読みごたえが出てくる(中級)
Magic Tree House
- 冒険ストーリーで引き込まれやすい
- シリーズが豊富で継続しやすい
- 知識も広がりやすい
ストーリーにハマると、一気に読書量が増えやすい人気シリーズです。
Junie B. Jones
- 会話が多くテンポよく読める
- 子どもらしい視点が面白い
- ユーモアがあり飽きにくい
文字量は少し増えますが、楽しく読み進めやすいシリーズです。
Nate the Great
- ミステリー要素で先が気になる
- 短めで読みやすい
- 考えながら読む練習にもなる
読むことが「作業」ではなく「楽しみ」になりやすい一冊です。
Flat Stanley
- 設定がユニークで面白い
- 小学生が入りやすい内容
- シリーズで読み進めやすい
少し長めの物語にも挑戦したい時期に向いています。
Geronimo Stilton
- イラストや文字の工夫が多く読みやすい
- ストーリーに勢いがある
- 本が苦手な子でも入りやすい
読書へのハードルを下げたいときに役立つシリーズです。
物語にハマる(上級)
Charlotte’s Web
- 名作として長く読まれている
- 感情の動きが深く、読みごたえがある
- 英語で物語を味わう経験ができる
英語で物語を楽しむ土台ができてきた子におすすめです。
The Boxcar Children
- 続きが気になる展開で読みやすい
- シリーズで継続しやすい
- 自力読みの達成感を得やすい
「もっと読みたい」が生まれやすい作品です。
Diary of a Wimpy Kid
- イラストが多く読み進めやすい
- 小学生が共感しやすい内容
- 笑いがあり読書習慣につながりやすい
本に苦手意識がある子でも入りやすい人気シリーズです。
The BFG
- 物語の世界観に入り込みやすい
- 想像力が広がる
- 少し上のレベルに挑戦したい子に向いている
英語で長めの物語を味わいたい子にぴったりです。
Harry Potter and the Sorcerer’s Stone
- 物語に夢中になりやすい
- 英語で読むモチベーションが上がりやすい
- 上級者向けの挑戦本として使える
英語でしっかり物語を読みたい子にとって、大きな目標になる一冊です。
効果が出る読み方(家庭でできる)
辞書を使わない読み方
わからない単語があっても、そのたびに止まらないことが大切です。
- 前後の文から意味を推測する
- 絵や流れから考える
- 全部わからなくても気にしない
「理解しようとする力」そのものが育っていくので、細かく訳しすぎない読み方がおすすめです。
1日10分の積み重ね
長時間やる必要はありません。
- 毎日少しずつ読む
- 同じ時間に読む習慣をつける
- 読み切れなくても途中で終えてOKにする
短い時間でも、続けることで読める英語は確実に増えていきます。
音声との併用
音声を組み合わせると、目で読むだけでは得にくい力も育ちやすくなります。
- 発音のイメージがつかみやすい
- リスニング力にもつながる
- 親が読めなくても進めやすい
読む前に聞く、聞きながら目で追う、読んだあとにもう一度聞くなど、家庭に合う形で取り入れてみてください。
英語絵本は「量」で差がつく
小学生の英語学習では、どれだけ読んだか=どれだけ英語に触れたかが大きな差になります。
難しい教材にいきなり挑戦するよりも、まずは「読める英語をたくさん読むこと」が何より大切です。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。まずは1冊、子どもが「これなら読めそう」「ちょっと楽しそう」と思える本から始めてみてください。
その小さな積み重ねが、将来の英語力につながっていきます。

