「英単語をもっと覚えてほしいけれど、単語帳は続かない…」
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか。
語彙力は英語力の土台ですが、子どもにとっては「黙々と覚える」勉強はハードルが高めです。そこで頼りになるのが、ゲームやイラスト、音声で楽しく学べる英語アプリです。
この記事では、語彙力アップに強い英語アプリの選び方と、おすすめアプリ、そしておうちでの活用のコツをまとめてご紹介します。お子さんの「楽しい!」を、しっかり語彙力アップにつなげていきましょう。
語彙力アップに強い英語アプリの比較ポイント
語彙を増やす目的でアプリを選ぶときは、次のポイントをチェックしておくと安心です。
ネイティブ音声・発音チェック機能があるか
英単語は「意味」だけでなく、「音」もとても大事です。ネイティブの音声つきで学べるアプリなら、
- 正しい発音やリズムを耳から覚えられる
- 聞いた音をそのまま真似しやすい
というメリットがあります。「見て覚える」だけでなく、「聞く → 真似する → 言ってみる」という流れを作れるアプリを選びましょう。
身近な単語・イラストでイメージしやすいか
特に幼児〜小学校低学年では、
- 食べ物や動物、色、身の回りの物など、生活に近い語彙
- かわいいイラストや写真でイメージしやすい単語
から入るのがおすすめです。意味がピンと来ない難しい単語から始めるより、「あ、知ってる」「見たことある」が増えるほうが、語彙が定着しやすくなります。
ゲーム性・続けやすさがあるか
語彙力アップに必要なのは「量」よりも前に「継続」です。毎日少しずつでも続けることで、気付いたらたくさんの単語に触れていた、という状態をつくれます。
そのためには、
- ゲームやごほうび要素がある
- 1回あたりのレッスンが短時間で終わる
- クリアしたステージが目に見えてたまっていく
といった「続けたくなる仕組み」があるアプリが心強いです。
復習しやすい仕組みがあるか
一度覚えた単語は、時間をあけて思い出すことで、長く残る記憶になっていきます。
- 以前学んだ単語をクイズで復習できる
- 間違えた単語だけもう一度出してくれる
といった機能があるアプリだと、自然と「忘れにくい語彙」が増えていきます。
語彙力アップに強いおすすめ英語アプリ
ここからは、語彙力アップに特に向いている英語アプリをピックアップしてご紹介します。幼児〜小学生向けで、日本のご家庭でも取り入れやすいものを中心に選びました。
Duolingo ABC|フォニックス+語彙の土台づくりに
- 対象:およそ3〜8歳
- フォニックス(音と文字のルール)・基本的な単語・やさしい文を、ミニゲーム形式で学習
- 1レッスンが短時間なので、集中力が続きにくい子どもでも取り組みやすい
- 広告や課金なしで安心して使える(※利用前に最新仕様はご確認ください)
「英語はほぼ初めて」「アルファベットと簡単な単語から始めたい」というご家庭にぴったりです。
Lingokids|日常語彙を楽しく増やしたい子に
- 対象:2〜8歳
- 色・動物・食べ物・遊びなど、生活に身近な単語をたくさん扱う
- 動画・歌・ゲーム・アクティビティが豊富で、「遊びの延長」で語彙が増えていく
- 英語オンリーの環境だが、イラストや操作のわかりやすさで英語初心者でも入りやすい
「まずは英語に慣れてほしい」「机に向かう勉強はまだ難しい」という時期の子におすすめです。
Papumba Learn English for Kids|イラスト+音声で単語をしっかりインプット
- 対象:幼児〜小学校低学年あたり
- カラフルなイラストとネイティブ音声で、単語や簡単なフレーズをインプット
- タップ中心のシンプル操作で、小さな子どもでも扱いやすい
- 単語クイズやミニゲームで、繰り返し触れる設計になっている
すでに英語に少し触れたことがあり、「もっと単語数を増やしたい」お子さんに向いています。
Khan Academy Kids|無料で語彙の土台を広げたい家庭に
- 対象:およそ2〜8歳
- 絵本・ストーリー・歌・ゲームなどを通して、英語の語彙や表現に自然に触れられる
- 完全無料で広告なしという安心感が大きい
- 英語だけでなく、算数や読み書きなど「学び全体」への興味も育てやすい
「まずはコストをかけずに試したい」「英語も他の学びも一緒に伸ばしたい」というご家庭に心強いアプリです。
語彙アプリの基本比較表
ご紹介した4つのアプリを、対象年齢・料金・特徴でまとめました。
| アプリ名 | 対象年齢の目安 | 料金(目安) | 語彙強化のポイント |
|---|---|---|---|
| Duolingo ABC | 3〜8歳 | 無料 | フォニックスと基礎単語を、ミニゲーム形式でコツコツ学べる。 |
| Lingokids | 2〜8歳 | 無料版あり/有料プランあり | 日常語彙を中心に、歌・動画・ゲームで「遊びながら」増やせる。 |
| Papumba | 幼児〜小学校低学年 | 無料体験あり/有料プランあり | イラスト+音声で、基本単語をしっかりインプットしやすい。 |
| Khan Academy Kids | 2〜8歳 | 無料 | 絵本やゲームを通じて、英語の語彙・表現に自然に触れられる。 |
※料金は目安です。実際に利用する際は、各公式サイトやアプリストアで最新情報をご確認ください。
機能・対応状況の詳細比較
「発音チェック」や「日本語対応の有無」など、もう一歩踏み込んだ視点で比べたい場合はこちらも参考になります。
| アプリ名 | 発音チェック/音声読み上げ | 日本語対応・UIの印象 | 対応OS・備考 |
|---|---|---|---|
| Duolingo ABC | フォニックスや単語を音声で確認できる。聞いて真似しやすい設計。 | UIは英語中心だが、イラストと音声がメインなので直感的に使いやすい。 | iOS/Android。スマホ・タブレットどちらでも利用しやすい。 |
| Lingokids | 歌・動画・ゲームすべてに音声あり。自然なフレーズや語彙を耳から学べる。 | 英語UIだが、子ども向けのデザインで操作しやすく、日本の家庭でも利用例が多い。 | iOS/Android対応。幼児向けの安全設計で親の管理機能もある。 |
| Papumba | イラスト+ネイティブ音声で単語・フレーズを学習。クイズ形式の復習も可能。 | 英語UIだが、子ども向けデザインで感覚的に操作できる。 | iOS/Android。幼児〜低学年が自分で操作できるようシンプルな構成。 |
| Khan Academy Kids | 絵本読み聞かせやゲーム内で音声読み上げあり。フォニックス学習にも対応。 | 英語UI。イラストが多く、英語が読めなくても親が一緒なら使いやすい。 | iOS/Android。完全無料・広告なしで安心して使える。 |
家庭で語彙力を伸ばすコツ ― アプリを“使い倒す”ポイント
アプリそのものの質も大切ですが、「どう使うか」で効果は大きく変わります。おうちで実践しやすいコツをまとめました。
毎日5〜10分を“英語タイム”にする
語彙力アップのカギは「量」よりも「頻度」です。1日でたくさんやるより、
- 毎日5〜10分でも続ける
- できれば同じ時間帯に取り組む(例:夕食前/お風呂のあと)
といった形で習慣にすると、思った以上のスピードで語彙が増えていきます。
アプリで覚えた単語を、日常で「使ってみる」
覚えた単語は、実際に使ってみて初めて「自分のことば」になります。例えば、
- アプリで“apple”を習った日に、実際のりんごを見せながら “This is an apple.” と言ってみる
- “dog”“cat”を習ったら、公園で動物を見つけたときに一緒に英語で呼んでみる
など、生活の中でちょっとだけ英語を混ぜると、アプリ学習がグッと生きてきます。
「聞く・見る・言う」の三つをセットにする
語彙を定着させるときには、
- 音声を聞く
- スペルやイラストを見る
- まねして口に出す
この3ステップをセットで行うと、記憶に残りやすくなります。親御さんも一緒に声を出してみると、ちょっとした “親子の遊び” になります。
完璧を目指さず、「楽しく続いたらOK」にする
「ちゃんと覚えた?」「昨日やった単語は?」とチェックしすぎると、子どもにとって英語が「テスト」になってしまいます。
それよりも、
- アプリを開けただけでも「えらいね!」
- ひとことでも英語が出てきたらたくさんほめる
くらいの気持ちで、楽しく続けられる雰囲気を大事にしてあげてください。
語彙力は「楽しさ × 続けやすさ」でじわじわ伸びる
語彙力アップに強い英語アプリは、
- ネイティブ音声やイラストで、意味と音の両方から覚えられる
- ゲーム感覚で「続けやすい」仕組みがある
- スキマ時間でも取り組めて、忙しい家庭でも無理なく続けられる
という心強い味方です。
まずは、今回ご紹介したようなアプリから、お子さんと一緒に「これ楽しそうだね」と選んでみてください。1日数分の積み重ねが、数ヶ月後・数年後には大きな語彙力の差になってあらわれます。
完璧を目指さず、「英語ってちょっとおもしろいかも」という気持ちを育てることが、いちばんの近道です。

