小学生でもできる“英検ライティング勉強法”|3級・準2級・2級

英検ライティング勉強法 英検

英検の中で、保護者がもっとも「どう教えればいいのかわからない」と感じるのがライティングです。

単語や文法は練習できますが、
“文章を書く” となると急に難しくなる。
子どもは書こうとした瞬間に手が止まり、
何から書けばいいのかわからず固まってしまう。

しかし実は、英検ライティングは
“書き方の型” を覚えてしまえば、小学生でも十分に書けます。

3級・準2級・2級はすべて 「意見を1つ+理由を2つ」 のシンプルな構造。
この型に当てはめるだけで、英文を書く負担が一気に減り、
「何を書けばいいかわからない」という状態がなくなります。

本記事では、

  • 小学生でも取り組めるライティング練習法
  • 各級で求められる語彙レベル
  • テンプレートを使った最速の書き方
  • 実際のモデル回答(小学生向け)
  • 家庭でできる添削ポイント

までを、ひとつの記事にまとめて詳しく解説します。

英検ライティングが難しく感じる理由(小学生特有)

英検のライティングは、小学生にとって最もハードルが高いパートです。
単語や文法はある程度できても、「文章を書く」となると急に難しく感じるのには理由があります。

まず、小学生は「書く順番」がわからないため、何から書き始めればいいのかで手が止まってしまいます。英語作文には型があり、この型を知らないまま書こうとすると、思考が整理されず書けなくなります。

次に、日本語の作文とはロジックがまったく異なります。
日本語は「状況説明 → 感想」でも文章になりますが、英語は「結論 → 理由 → 具体例」という順番で書く文化があります。この違いが、小学生の英語作文を難しくしています。

さらに、小学生は「完璧な文」を書こうとしがちで、一文が長すぎたり、複雑すぎたりして逆に書けなくなります。英検では長い文章よりも、短く正しい文を書くほうが高得点につながります。

また、英語で意見を持つ経験がほとんどないことも理由の一つです。
日本語でも「あなたの意見を言って、その理由を2つ教えてね」という質問に慣れていないため、英語になるとさらに困ってしまいます。

最後に、小学生は語彙の引き出しが少ないため、「書けそうな表現が浮かばない」という状態になりやすいです。これは語彙力以前に“型を知らないこと”が原因であり、書く順番がわかれば語彙が少なくても文章は書けるようになります。

3級・準2級・2級のライティングは“全級同じ型”で書ける

英検のライティングは、3級・準2級・2級のどの級でも、基本的な構成は共通しています。
結論を先に述べて、理由を2つ書き、最後にまとめを書くというシンプルな型になっています。

この型がわかっていれば、小学生でも十分書くことができます。
逆に、この型を知らないと何を書けばいいのかわからなくなり、筆が止まる原因になります。

共通の基本構成は次のとおりです。

  • 結論(私は〜と思います)
  • 理由1(なぜなら〜だからです)
  • 具体例1(例えば〜です)
  • 理由2(もう一つの理由は〜です)
  • 具体例2(例えば〜です)
  • まとめ(だから私は〜と思います)

3級と準2級の違いは、理由の深さと語彙のレベルだけです。構成の難しさは変わりません。
2級になっても文章量が少し増えるだけで、構成自体はまったく同じです。

小学生がライティングで最初につまずくポイントは「長い文章を書こうとすること」です。英検では長文を書く必要はなく、各段落を短くまとめるほうが高得点になります。

採点基準を見ても、量ではなく「構成」「語彙」「文法」「内容」の4つバランスが重視されています。つまり、短くても順番が正しければ問題ありません。

英検のライティングは、難しい文章を書く試験ではなく、型に沿って自分の意見を“シンプルに表現できるか”を問う試験です。この構成をマスターすれば、小学生でも確実に合格点を取れるようになります。

小学生向け|最強テンプレート(コピペで使える)

英検ライティングは、型さえ覚えてしまえば小学生でも必ず書けるようになります。
ここでは、3級・準2級・2級すべての級で使える“最強テンプレート”を紹介します。
そのまま書き写すだけで合格レベルの文章になるように作っています。

まずは基本の構造です。

  • 結論
  • 理由1
  • 具体例1
  • 理由2
  • 具体例2
  • まとめ

これを英語で表現したテンプレートがこちらです。

I think that ○○.
First, ○○ because ○○.
For example, ○○.
Second, ○○ because ○○.
For example, ○○.
For these reasons, I think that ○○.

このテンプレートを使えば、どのテーマでも同じ流れで文章を完成させることができます。

小学生は理由を深く考えるのが難しいため、理由は「生活」「学校」「友達」「将来」に絡めると書きやすくなります。
例えば次のような理由を使うと、ほとんどのテーマに対応できます。

  • 生活が便利になる
  • 勉強の役に立つ
  • 友達と仲良くできる
  • 安全に過ごせる
  • 将来の仕事に役立つ

また、どの級でも使い回せる万能フレーズがあります。

I can learn many things.
It is fun for me.
It helps me a lot.
It is good for children.
I can spend my time safely.
I can make new friends.

「英語で難しいことを書く必要はない」というのが重要なポイントです。
ライティングは“簡単な文を正しく”がもっとも評価されます。

小学生は語彙を少なく、文を短くするほど得点が安定します。
このテンプレートとフレーズを覚えるだけで、ほとんどのテーマで迷わず書けるようになります。

英検3級のライティング攻略

英検3級のライティングは、小学生でももっとも書きやすいレベルです。
必要な語彙がシンプルで、理由も「生活」「学校」「家族」「友達」など身近なテーマを使えば、無理なく文章を作ることができます。

3級のライティングは次の構成でOKです。

  • 結論(I think 〜)
  • 理由1
  • 具体例1
  • 理由2
  • 具体例2
  • まとめ

3級で求められる理由は深いものではなく、「自分の生活で感じること」で十分です。
たとえばテーマが「Do you like reading books?」であれば次のようになります。

I think that reading books is good.
First, I can learn many things from books.
For example, I can know about animals and space.
Second, reading books is fun for me.
For example, I read books after school every day.
For these reasons, I think that reading books is good.

3級の場合、文法の難しさよりも「構成が整っているか」が重視されます。
短い文でも、順番どおりに書けば満点が狙えます。

小学生がやりがちなミスは、難しい単語を使おうとして作文が崩れてしまうことです。
3級では簡単な語彙で問題ありません。

learn / like / fun / good / important / help / many / friends

このような単語だけで十分高得点が取れます。

また、3級のテーマは「普段の生活」が中心です。
好き・嫌い、クラブ活動、勉強、ゲーム、家族、健康など、答えやすいトピックばかりです。

小学生には、理由を「学校で経験したこと」「普段の生活」で考えるように伝えると書きやすくなります。

英検準2級のライティング攻略

英検準2級のライティングは、3級よりも一段階レベルが上がりますが、基本の構成は3級とまったく同じです。
違いは「理由を少し深くする」「具体例をより現実的にする」という点だけです。

準2級で求められるのは、“小学生らしいシンプルな理由”ではなく、
“少し社会性のある理由”です。
とはいえ、難しいテーマに対して高度な英語を書く必要はありません。
理由の深さは「生活 → 社会」のレベルに少し広げるだけで十分です。

たとえばテーマが「Should students use computers at school?」の場合、次のような文章が書けます。

I think that students should use computers at school.
First, computers help students study better.
For example, they can search for information and learn many things easily.
Second, computers are important for the future.
For example, many jobs need computer skills.
For these reasons, I think that students should use computers at school.

準2級で評価されるポイントは、長さではなく「理由に一貫性があること」です。
文章が短くても、理由と例に矛盾がなければ満点が狙えます。

準2級の頻出テーマは、学校、テクノロジー、健康、家族、環境など、小学生でも考えられる範囲の内容です。
ただし内容に少し社会性が入るため、理由を考える際に次のような視点を使うと書きやすくなります。

  • 将来の仕事に役立つ
  • 安全に過ごせる
  • 時間を節約できる
  • 健康に良い
  • 周りの人の役に立つ

小学生が一番困りやすいのは、「理由が思いつかないこと」です。
そこで、理由を “自分の生活での経験” と “社会的な視点” の二つに分ける練習をすると、準2級の文章が楽に書けるようになります。

また、準2級では“I think”以外の表現も使うと評価が安定します。

In my opinion,
I believe that
It is important for students to

これらの表現は、文章全体の印象を大きく良くします。

準2級は決して難しい級ではありません。
型に沿って、理由をすこし深く書くだけで確実に合格点が狙えます。

英検2級のライティング攻略

英検2級のライティングは、小学生にとって一見難しく見えます。
テーマが抽象的になり、社会問題やテクノロジー、教育、環境など、普段考えない内容が出るためです。
しかし、文章の構成そのものは3級・準2級とまったく同じです。

2級のライティングで必要なのは、「高度な英語」ではなく、「理由に一貫性があるかどうか」です。
語彙が少なくても、短くて正確な英文で書けば合格点に到達できます。

構成はいつも同じです。

  • 結論
  • 理由1
  • 具体例1
  • 理由2
  • 具体例2
  • まとめ

テーマが抽象的でも、この型に当てはめるだけで文章は成立します。

例えば次のようなテーマが出ます。

Should schools give more homework to students?
Is reading books important for young people?
Should people use cars less?

一見難しそうでも、小学生でも書ける理由に置き換えることで対応できます。

実際のモデル回答は次のようになります。

I think that reading books is important for young people.
First, reading books helps them learn many ideas.
For example, they can know about history, science, and other cultures.
Second, reading books is good for their future.
For example, it helps them think deeply and understand problems.
For these reasons, I think that reading books is important for young people.

このように、理由の深さは「準2級+少しの社会性」で十分です。
難しい単語を使う必要はありません。

英検2級で評価されるのは「論理の一貫性」「構成」「基礎的な文法の正確さ」です。
語彙レベルは高くなくても問題ありません。

また、小学生にとって2級で最も難しいのは「意見そのものを考えること」です。
そのため、次のような“どのテーマでも使える理由”をストックしておくと非常に書きやすくなります。

  • 将来の仕事に役立つ
  • 世界の問題を理解できる
  • 人の役に立つ
  • 考える力がつく
  • 安全に過ごせる
  • 時間を節約できる

理由が決まれば、具体例は生活・学校・ニュースなどに置き換えるだけで書けます。

また、2級では“I think”だけではなく、次のような表現があると文章の質が上がります。

In my opinion,
It is important for people to
I believe that

ただし、文章全体が難しくなる必要はありません。
短くても、正しく、構成どおりに書かれた文章が最も高く評価されます。

英検2級のライティングは、高度な内容を書く試験ではなく、“型を守って意見を整理できるか” を見る試験です。
構成を完璧にすれば、小学生でも十分合格点を取ることができます。

家庭でできるライティング対策

英検のライティングは、家庭での取り組みで大きく伸ばすことができます。
特別な教材をそろえる必要はなく、「書く順番に慣れる」「意見を口で言えるようにする」だけで、文章が一気に書けるようになります。
ここでは、小学生でも取り組めて効果の高い家庭学習法だけを紹介します。

最初に取り組みたいのは、「書かずに口で練習する」方法です。
英語を書くことが苦手な小学生は、いきなりノートに書こうとすると手が止まります。
書く前に、結論と理由を声に出して言うだけで、作文がスムーズにできるようになります。

  • 結論を言う
  • 理由を二つ言う
  • 具体例を言う

これだけでアウトラインが完成します。
あとはそのアウトラインをテンプレートに当てはめるだけで、文章が自然に書けます。

次に有効なのは、「毎日5分のミニ・アウトライン練習」です。
親が1つ質問を投げかけ、子どもが結論と理由を2つだけ答える練習です。
書かなくてもよいので、小学生でも続けやすく、英語の“意見を作る力”が育ちます。

例えば次のような簡単な質問で練習できます。

Do you like reading?
Should students play sports?
Do you want to travel abroad?

どれも英検で出やすいテーマなので、アウトラインを作るだけでも実力になります。

家庭での添削は、「間違いを探す」よりも「書けた部分を褒める」ほうが効果的です。
ライティングは苦手意識が強くなりやすいため、「構成ができたね」「理由がいいね」など、書けた部分を認めることで自信がつき、継続できるようになります。

また、多読との相乗効果は非常に大きいです。
多読をすると語彙が増え、文の構造が自然に身につくため、ライティングの文章が滑らかになります。
読んだ文章と同じ構造で書けるようになるため、英検準2級・2級の対策としても非常に有効です。

英検のライティングは、量よりも“型”と“考える習慣”がすべてです。
家庭で少しずつアウトラインを作る練習をすれば、小学生でも確実に合格レベルの文章が書けるようになります。

英検ライティングは“型さえあれば”必ず書ける

英検のライティングは、小学生にとって難しく見えますが、実は「型」を知っているかどうかがすべてです。
3級・準2級・2級はどの級でも、結論と理由を二つ書くという同じ流れで文章を作ることができます。
テーマが変わっても、難易度が上がっても、型が同じであることがライティング最大のポイントです。

文章が書けない最大の原因は、語彙力ではなく「何から書けばいいのかわからない」ことです。
順番さえ決まっていれば、小学生でも短時間で文章を組み立てられます。

短い文で問題ありません。
長文を書く必要はなく、むしろ短い英文のほうが文法ミスが少なく高得点が狙えます。

  • 結論
  • 理由1
  • 具体例1
  • 理由2
  • 具体例2
  • まとめ

この流れを覚えれば、どんなテーマでも安定した文章を書くことができます。

家庭での練習は、いきなり書く必要はありません。
結論と理由を口に出すだけでも、子どもの作文力は確実に伸びていきます。
意見を作る習慣が身につけば、準2級や2級でも怖くなくなります。

また、多読やオンライン英会話と組み合わせることで、語彙と表現が自然に増え、書ける内容の幅が広がっていきます。

英検ライティングは、センスや才能ではなく「仕組み」で書くパートです。
書き方の型を身につければ、小学生でも十分に合格点を取ることができます。

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