小学生が英検に挑戦するとき、もっとも効果が出やすい勉強法の一つが「英検模試」です。
しかし、多くの子は模試を“受けっぱなし”にしてしまい、結果だけを見て終わってしまいます。
模試は「受ける」よりも「使い方」で学習効果が大きく変わります。
正しく使うことで、実際の試験と同じ“時間配分”“集中力”“問題の流れ”に慣れ、合格までの距離が一気に縮まります。
特に小学生の場合、試験に慣れていないため、模試は大人よりも効果が出やすい教材です。
ここでは、小学生が模試を最大限に生かすための
- 最適な受け方
- 復習方法
- 級別のチェックポイント
- 家庭でやると伸びる工夫
をわかりやすくまとめました。
英検模試は「試験慣れ」を作るための最高の教材
模試がもっとも大きな効果を発揮するのは、
実際の試験と同じ「流れ」と「緊張感」を体験できる点です。
本番特有の時間制限、初めて見る問題、集中力の維持、見直しの判断
これらは参考書では身につきません。
模試はこれらを“事前に体験するため”の教材です。
本番で実力を出すためには必須のプロセスと言えます。
小学生が模試で失敗しやすいポイント
模試を受けても伸びない子には共通点があります。
時間配分がうまくいかず、最後まで解けない
●読解に時間を使いすぎる
●単語で止まりすぎる
●マークミスをしてしまう
復習せず点数だけ見て終わる
間違えた問題の理由を確認しない
模試の結果=実力だと思い込む
小学生の場合、集中力の続く時間も短く、
復習の方法を知らないことが多いです。
模試は受けた後の
間違えた理由の分析
何を優先して改善するか
ここまでやって初めて効果が出ます。
模試は何回やればいい?ベストは「3回」
小学生にとって最適な模試の回数は3回です。
1回目
時間配分の練習
自分の弱点を発見する
2回目
弱点を潰したあとの実力確認
時間配分の安定
3回目
本番レベルの完成度チェック
得点の伸びが固まる
1回だけだと「慣れ」で終わり、
3回行うことで「実力が定着」します。
復習のやり方は「3つだけ」で十分
模試の復習は、実は複雑にする必要はありません。
次の3つをやるだけで十分効果があります。
- 単語で落としていないか確認する
- 文章のどこでつまずいたか言語化する
- 時間配分がミスの原因かをチェックする
特に多いのは
問題が難しいから間違えたのではなく
単語を知らなかっただけ
というパターンです。
模試は“文法や読解のクセ”というより
単語不足を発見する用途で大きく効果を発揮します。
級別の模試のチェックポイント
ここからは、小学生が受けやすい
3級
準2級
2級
の3つに分けて、模試でチェックすべき点をまとめます。
英検3級の模試で見るべきポイント
英検3級で重要なのは次の3つです。
- 時間配分
- 単語不足
- 文の意味をつかむ速度
特に小学生は、語彙の量が得点に直結します。
問題の難易度自体は高くないため、
模試で「どの単語で止まったか」を必ず確認しましょう。
英検準2級の模試で見るべきポイント
準2級は文章が長くなるため
集中力が持つかどうか
が重要になります。
読むスピードが遅い子は
最初の大問で時間を使いすぎてしまうため
模試で“読むペース”の調整を体験しておく必要があります。
また、受け身・現在完了などの文法が理解できているかも見ます。
英検2級の模試で見るべきポイント
2級は
読解
語彙
スピード
の3つの総合力が求められるため、模試の価値が一番高い級です。
特に小学生は
長文の“トピック”に慣れていない
ことが多く、内容理解より語彙で落とすケースがほとんどです。
模試は
本番と同じ“文章のジャンル”に触れる
という意味でも非常に効果があります。
模試の後は「弱点1つだけ」改善するのが最も伸びる
模試を復習すると、弱点がたくさん見つかります。
しかし、小学生の場合は
”弱点を1つに絞る”
これがもっとも伸びる方法です。
- 単語
- 読解スピード
- 文法
- 見直し
この中から“最優先の1つ”を改善するだけで、次の模試で一気に点数が上がります。
模試は“受けるより使い方”が合否を左右する
模試の最大の価値は
試験慣れ
時間配分の習得
弱点の洗い出し
にあります。
小学生は試験の経験が少ないため、模試の効果が大きく出やすい年代です。
模試は3回受ける
復習は3ポイントだけ
弱点は1つに絞る
この3つを守るだけで、英検に必要な実力がしっかり整います。

