小学生が英検に落ちてしまうと、子ども本人よりも保護者のほうが落ち込みが大きいことがあります。
しかし、英検は“落ちてからが本番”の試験です。
落ちた直後は、むしろ成績が伸びやすい絶好のタイミングでもあります。
大切なのは
なぜ落ちたのかとどこを直せば合格に近づくのか
を正しく整理し、次の試験までにやることをシンプルにすることです。
この記事では、英検に落ちた小学生が次の試験で一気に得点を伸ばすための
- 原因の分析
- 級別のつまずきポイント
- 正しいリスタート方法
- 勉強の優先順位
- 家庭でできる改善法
をまとめて解説します。
英検に落ちる子の“原因”は4つしかない
小学生が英検に落ちる理由は複雑ではなく、次の4つに集約されます。
単語不足
長文が最後まで読めなかった
文法問題がわからなかった
時間が足りなかった
この4つのどれが原因なのかを明確にすると、対策が一瞬で決まります。
ここからは、それぞれの原因の見分け方と再スタート方法を解説します。
原因① 単語不足(もっとも多い不合格理由)
英検で一番多い不合格原因は、圧倒的に“単語不足”です。
特に小学生は、読解力そのものより語彙でつまずくケースが圧倒的です。
見分けるポイント
- 過去問の1ページ目で止まる
- 選択肢の単語の意味がわからない
- 長文の内容が頭に入ってこない
単語がわからない → 読めない → 解けない
という流れで点数が伸びません。
対策
一気に100〜200語だけ強化する。
パス単ジュニアなど短文つき単語帳を使う。
長文の中で出てきた見慣れない単語を全て覚える。
単語は量を増やすより
“頻出100語だけ集中して覚える”
ほうが短期間で点数が伸びます。
原因③ 文法問題がわからない
小学生は文法を体系的に習っていないため
語順
動詞の形
時制
が曖昧なまま受験してしまうことがあります。
見分けるポイント
- 大問1(語句整序)の正答率が低い
- 選択肢のどれも正しく見えない
- 文章の語順が不自然になる
対策
中学英語の文型だけ復習する。
瞬間英作文など短文訓練を取り入れる。
ドラえもん英語辞典で前置詞を可視化する。
小学生には「文法書を最初からやる」のは不向きです。
短文で語順の“型”を身につけたほうが早く伸びます。
原因④ 時間が足りなかった(実は伸びしろが大きい)
時間切れで落ちる小学生は非常に多いですが、
これは“実力の問題ではない”ケースがほとんどです。
見分けるポイント
- 最後の10問が空欄
- 長文にたどり着かない
- 最初の大問で慎重になりすぎる
対策
過去問を時間通りに解く。
1問にかける秒数を決める。
模試を3回やる。
時間配分は練習すれば必ず改善するため、
落ちた後もっとも伸びやすいポイントです。
級別の不合格理由とリスタート方法
ここからは、小学生が受けやすい
3級
準2級
2級
の3つについて、級ごとの落ちやすいポイントと改善方法をまとめます。
英検3級で落ちたとき
原因
単語不足
基本文法の理解不足
時間切れ
がトップ3です。
改善の優先順位
1 単語(頻出語を100語)
2 短文の文法(語順の型)
3 過去問2〜3回
特に語彙不足が大半の原因なので
単語を集中的にやるだけで合格ラインに届きます。
英検準2級で落ちたとき
原因
長文が読めない
語彙不足
文法が曖昧
改善の優先順位
1 文章量に慣れる(短い多読)
2 過去問を段落ごとに意味取り
3 受け身・現在完了・不定詞だけ復習
準2級は“文法ではなく文章量”で落ちることが多いです。
英検2級で落ちたとき
原因
語彙量
話題の難しさ
読解スピード
小学生が最も苦戦するのは語彙と文章のジャンルです。
改善の優先順位
1 長文のジャンル慣れ(科学・教育など)
2 多読で語彙を広く増やす
3 過去問は必ず3回
2級は“内容理解”というより
“語彙の幅”をどれだけ持てるかで決まります。
落ちた直後の2週間でやるべきこと
落ちた後の2週間は、得点が最も伸びる時期です。
- 間違えた問題を全部見直す
- 過去問の1回分を丁寧に復習
- 単語だけ短期集中で強化
- 長文の意味取り(段落ごと)
新しい教材を買う必要はありません。
落ちた模試と過去問だけで十分です。
次の試験までにやること(シンプルに3つ)
次の試験までの勉強は、たった3つに絞ればOKです。
単語
過去問(2〜3回)
長文の意味取り
どれも毎日長時間やる必要はなく、
短時間×高頻度がもっとも効果があります。
英検は落ちてからが“本当のスタート”
英検は、落ちたことが失敗ではなく
何が足りないかを教えてくれる“成長のヒント”です。
小学生は特に
単語
読解スピード
時間配分
この3つが改善すれば点数が一気に伸びます。
落ちた直後の2週間は、最も伸びるタイミングです。
正しく原因を分析し、“必要な部分だけ”を改善すれば
次の試験で十分に合格が狙えます。

