英検3級では、単語や読解だけでなく 文法の理解が合否に直結します。
しかし、文法の範囲が急に広がるため、
- どれから勉強すればいいの?
- どこが一番出るの?
- 文法が多すぎて覚えきれない…
と感じるお子さんや保護者の方がとても多いです。
実は、英検3級の文法は「全部やる」必要はありません。
よく出るところから順番に覚えるだけで、点数は大きく上がります。
この記事では、英検3級の文法を
「最重要 → 頻出 → 間違えやすい」
の順にやさしく整理。
今日から家庭で取り組める練習方法もまとめています。
英検3級では、単語や読解だけでなく文法の理解が合否に直結します。
しかし、文法の範囲が急に広がるため、
- どれから勉強すればいいの?
- どこが一番よく出るの?
- 文法が多すぎて覚えきれない…
と感じるお子さんや保護者の方がとても多いです。
実は、英検3級の文法は「全部やる」必要はありません。よく出るところから順番に覚えるだけで、点数は大きく上がります。
この記事では、英検3級の文法を「最重要 → 頻出 → 間違えやすい」の順にやさしく整理し、今日から家庭で取り組める練習方法もまとめました。お子さんと一緒に、無理なく文法力を積み上げていきましょう😊
英検3級の文法は「範囲が広い」から難しい
英検4級までは “基礎の文法” が中心ですが、3級になると次のような内容が一気に増えます。
- 不定詞
- 動名詞
- 助動詞
- 比較
- 受け身
- 接続詞
- 未来の表現
一覧で見ると「こんなにあるの?」と不安になりますよね。
だからこそ、出題される頻度の高い文法から先に覚えることがとても大切です。優先順位をつけて進めることで、限られた時間でも効率よく得点源を増やせます。
まず押さえたい「最重要文法 TOP5」
英検3級の文法の中でも、特に点数に直結しやすいのが次の5つです。
- 現在形・過去形・未来形(3つの時制)
- 助動詞(can / will / must など)
- 不定詞(to+動詞の原形)
- 動名詞(動詞+ing)
- 比較(原級・比較級・最上級)
ここをしっかり押さえるだけでも、文法問題だけでなく読解・英作文まで安定してきます。
① 現在形・過去形・未来形(3つの時制)
英検3級で最もよく出る文法が「時制」です。いつのことを話しているのかを表す、とても大事なポイントです。
現在形:今していること・ふだんのこと
現在形は、
- 毎日の習慣
- いつもしていること
- 一般的な事実
などを表すときに使います。
例:I play tennis every Sunday.(私は毎週日曜日にテニスをします。)
過去形:昨日・去年など“過ぎたこと”
過去形は、
- yesterday(きのう)
- last week(先週)
- two years ago(2年前)
のような「過去を表すことば」と一緒に出てくることが多いです。
例:I visited Osaka last week.(私は先週、大阪を訪れました。)
未来:will と be going to
未来を表すときは主に次の2つを使います。
- will:その場で決めたこと、予想
- be going to:前から決まっている予定・起こりそうなこと
例:
I will study tonight.(今決めた「今夜勉強するよ」)I am going to study tonight.(前から決めていた「今夜勉強する予定」)
細かいニュアンスは徐々に慣れていけばOKです。まずは「過去・現在・未来で動詞の形が変わる」という感覚をつかみましょう。
② 助動詞(can / will / must など)
助動詞とは、動詞を“助けて”気持ちや状況をくわしく伝えることばです。
英検3級でよく出る助動詞は次のようなものです。
- can(〜できる)
- will(〜するつもりだ、〜でしょう)
- must(〜しなければならない)
- should(〜すべきだ)
- may(〜してもよい、〜かもしれない)
いちばん大事なルールは、助動詞のあとは動詞の原形になるということです。
例:I can play the piano.(私はピアノを弾くことができます。)
plays や played にはならない点に注意しましょう。
③ 不定詞(to+動詞の原形)
to+動詞の原形で「〜すること」「〜するために」などを表す文法です。英検3級でとてもよく出ます。
不定詞には大きく3つの使い方があります。
① 名詞的用法(〜すること)
文の中で「〜すること」が〈もの〉のように働く場合です。
例:I like to swim.(私は泳ぐことが好きです。)
② 形容詞的用法(〜するための)
名詞を説明するときに使います。
例:I have a lot of homework to do.(私はやるべき宿題がたくさんあります。)
③ 副詞的用法(〜するために)
「目的」や「理由」を説明する使い方です。
例:I went to the library to study.(私は勉強するために図書館へ行きました。)
最初は3つをきっちり区別しなくても大丈夫です。「to+動詞」で“何かをする”というイメージがあればOKです。
④ 動名詞(動詞+ing)
動名詞は「動詞+ing」で「〜すること」という意味になります。
例:I like reading.(私は読むことが好きです。)
不定詞(to+動詞)と似た意味になりますが、
- to+動詞 … 「これからするイメージ」
- 動名詞(〜ing) … 「ふだんしていること・経験」
という違いがあります。英検3級では、like / enjoy / finish など、後ろに動名詞をとる動詞との組み合わせがよく問われます。
⑤ 比較(原級・比較級・最上級)
「〜より…」「いちばん〜」などを表す文法です。英検3級では毎回のように出題されます。
原級:as+形容詞+as
「〜と同じくらい…」という意味です。
例:Tom is as tall as Ken.(トムはケンと同じくらい背が高い。)
比較級:〜er / more〜
「〜より…」というときに使います。
taller(より背が高い)more interesting(よりおもしろい)
例:This book is more interesting than that one.
最上級:the+〜est / the most〜
「いちばん〜」を表します。
the tallest(いちばん背が高い)the most popular(いちばん人気がある)
比較の問題では、「than」「the」がセットで出てくることが多いので、前後の単語にも目を向けてみましょう。
合格に直結する「頻出文法」
ここから紹介する文法は、ほぼ毎回のように試験に登場するものです。最重要文法とあわせて、ぜひ早めに押さえておきたいところです。
接続詞(because / when / if)
接続詞は、文と文をつなぐ「のり」のような役割をします。
- because:〜だから(理由)
- when:〜のとき
- if:もし〜なら
例:I went home because I was tired.
(私は疲れていたので家に帰りました。)
接続詞の前後で「理由と結果」「条件とそのあと」がセットになっているかを意識して読むと、読解問題でも理解しやすくなります。
受け身(be+過去分詞)
受け身は「〜される」「〜された」という形です。英検3級で一気に登場回数が増えます。
形は be動詞+過去分詞 です。
例:The book was written by Ken.
(その本はケンによって書かれました。)
主語が「する人」から「される物」に変わっている点に注目してみてください。
前置詞(at / to / from / for など)
前置詞は意味が似ていて混乱しやすい部分ですが、英検ではとてもよく問われます。
- at:場所の一点(at school, at home)
- to:〜へ向かって(go to Tokyo)
- from:〜から(from Canada)
- for:〜のために/〜に向けて(for you, for two days)
「前置詞+名詞」がセットでひとかたまりになるイメージで覚えると、読解でも意味をとりやすくなります。
疑問文・否定文の形
疑問文・否定文は、会話問題や並びかえ問題で頻出です。
- 一般動詞:
Do / Doesを使う
例:Do you play soccer? - be動詞:be動詞を前に出す
例:Are you ready? - 否定文:
don't / doesn't / isn't / aren'tなどを入れる
主語が三人称単数(he / she / it)かどうかも、合わせて確認する習慣をつけておきましょう。
代名詞(some / any / everyone など)
代名詞は「人や物の名前の代わりに使うことば」です。空所補充問題でよく出ます。
- some:いくつかの(肯定文でよく使う)
- any:いくつかの/何か(疑問文・否定文でよく使う)
- everyone:みんな
- someone:だれか
文が肯定文か疑問文か否定文かを意識すると、正しい語を選びやすくなります。
英作文・読解でよく間違える文法
ここからは、英検3級の子どもたちが特につまずきやすいポイントをまとめます。あらかじめ意識しておくと、同じミスをくり返しにくくなります。
三人称単数の s
He / She / It が主語のとき、現在形の動詞には s がつきます。
例:He plays soccer.(彼はサッカーをします。)
ノートの中で、「三人称単数の主語」を色ペンで囲むなど、視覚的に分けてあげるとお子さんも気づきやすくなります。
時制の一致
メール文や説明文では、「最初に出てきた時制」と文章全体の時制がそろっているかを意識することが大切です。
例えば、過去の出来事について書かれている文なら、動詞は基本的に過去形で続きます。
設問を解くときも、「この話はいつのことを話しているのかな?」と声に出して確認してみてください。
目的語の位置(tell+人+事 など)
英検3級では、tell や give など「人+物」をとる動詞もよく出ます。
例:He told me the story.
(彼は私にその話をしてくれました。)
tell のあとに「人(me)」→「もの(the story)」の順で来ることを、パターンとして覚えておくと並びかえ問題にも強くなります。
家庭でできる文法の伸ばし方
最後に、ご家庭で無理なく続けやすい文法学習のコツをご紹介します。
例文暗記より「意味の理解」を優先する
たくさんの例文を丸暗記するよりも、「なぜこの形になるのか」を理解することが大切です。
お子さんが間違えたときも、ただ×をつけるのではなく、
- これは「過去の話」かな?「今の話」かな?
- 主語はだれ? He? She?
- だからどう変わる?
と一緒に考える時間を少しだけ取ってあげると、「自分で気づく力」が育ちます。
短文→会話→英作文の流れで定着させる
文法は、
- テキストでルールを学ぶ
- 会話や音読で口に出して使う
- 短い英作文で書いてみる
という順番で使っていくと、ぐっと定着しやすくなります。
たとえば「比較」を勉強したあとに、
- 「どっちが背が高い?」と家族で質問し合う
- ノートに
My bag is lighter than …のような文を書いてみる
といった“ミニ活動”を入れてみるのもおすすめです。
ミスを“パターンで直す”と忘れにくい
間違いは「ダメなこと」ではなく、成長のヒントです。同じタイプのミスをまとめてメモしておくと、復習がとても効率的になります。
- 三人称単数のミス → 主語に色をつけてチェック
- 前置詞のミス → イラストで「at は点、in は中」など図解
- 時制のミス → 文頭に「昨日」「来週」など時を表すことばを書き足す
「またここで間違えたね。じゃあこのパターンだけ一緒に見直そうか」と声をかけると、お子さんの自信を守りながら学習を続けやすくなります。
3級文法が身につくと何が変わる?
文法がしっかりしてくると、英検3級全体の力が安定してきます。
- 読解のスピードが上がり、内容がつかみやすくなる
- 英作文で「正しい形の文」を自分で組み立てられる
- リスニングでも、聞こえた文の構造がわかるようになる
- 試験本番の不安が減り、見直しの時間も確保しやすくなる
英検3級の文法は、“やった分だけ必ず身につく” 分野です。すべてを完璧にしようとせず、まずはこの記事で紹介した最重要文法 TOP5から、少しずつ取り組んでみてください。
お子さんのペースに寄り添いながら、「ここはできるようになったね!」という小さな変化を一緒に喜んであげることが、何よりの力になります🌈

