「英検5級の勉強、何から始めればいい?」「塾に通わないと無理?」
初めての英検では、やり方がわからないまま不安になってしまうことがあります。
でも大丈夫。英検5級は、
小学生でも家庭学習だけで十分に合格を狙える級です。
この記事では、
- 最短で合格するための勉強の優先順位
- リスニング・リーディングの効率的な学習法
- 過去問のいちばん効果的な使い方
- つまずきやすいポイントと解決策
- 勉強が続く声かけ・ほめ方のコツ
を、保護者の視点でわかりやすくまとめました。
今日から安心して準備をスタートしましょう🌈
英検5級の勉強法
最初に、英検5級を効率よく勉強するための優先順位を確認しておきましょう。
| 優先順位 | 学習内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 | リスニング中心 | 配点が大きく、耳が慣れるだけで点が伸びやすい |
| 2位 | 単語+短文の理解 | 問題文の意味がわかると正答率が一気に上がる |
| 3位 | 過去問で形式に慣れる | 「初めて見る問題」ではなくなり、本番の不安が減る |
つまり、
「聞く × 読む」の土台づくりができれば、合格ラインに十分届く級と言えます。
リスニング勉強法(毎日5〜10分でOK)
英検5級ではリスニングの配点が大きく、
耳を慣らすだけで得点が伸びやすい分野です。
家庭でできるリスニング練習
- 音声付き教材の会話を毎日聞く
通学前や寝る前など、決まった時間に流す習慣をつけると続けやすくなります。 - 歌やチャンツをかけ流す
リズムに乗せて覚えると、苦手意識が少なくなります。 - 聞いたフレーズを口に出してまねる
「聞く+話す」をセットにすると、記憶に残りやすくなります。 - イラストを見て英単語を言ってみる
絵カードを使って “dog”“apple” などを言う遊びも効果的です。
ポイントは、
「意味のわかる音」を増やしていくことです。
聞こえた英語とイメージが結びつくほど、リスニングはどんどん楽になります。
リーディング勉強法(単語と文法の押さえ方)
リーディングでは、長い文章というより短い文や会話文が中心です。
そのため、難しい読解テクニックよりも、
単語の意味と文の形に慣れることが重要です。
単語を覚えるコツ
- 書くより「声に出して覚える」
小学生は耳と口を使ったほうが記憶に残りやすいです。 - 絵や動作とセットで覚える
jump ならジャンプしながら言う、など体を使うと楽しく覚えられます。 - 「今日覚えた単語を明日もう一度」
1回で完璧を目指さず、短い復習をくり返す方が定着します。
特に優先したいのは、次のようなカテゴリーです。
- 家族(mother / father / sister など)
- 遊び・スポーツ(soccer / game / swim など)
- 学校(teacher / desk / bag など)
- 食べ物・飲み物(apple / milk / water など)
- 動物(dog / cat / bird など)
文法は「形」に慣れればOK
英検5級で必要な文法は、次のような基本の形だけでも十分です。
- be動詞:I am〜 / You are〜 / He is〜 など
- 一般動詞:I like〜. / She plays tennis. など
- can(〜できる):I can swim. など
- 現在進行形:I am studying. / They are playing. など
文法用語を完璧に理解する必要はありません。
「こんな言い方をよく使うんだね」とパターンで覚えるイメージで十分です。
過去問の使い方(効果が出るタイミング)
過去問はとても大事な教材ですが、
タイミングを間違えると「わからない…」だけで終わってしまうこともあります。
おすすめは、次の順番です。
ステップ① 単語・リスニングに少し慣れてから
まずは、基本単語と短い会話のリスニングに少し慣れてから過去問に進みます。
「まったく聞いたことのない単語ばかり」という状態で解くと、苦手意識が強くなってしまうためです。
ステップ② 1回分を時間を計って解く
- 実際の試験と同じ時間を計る
- 途中で止めずに、最後までやり切る
このときの目標は点数ではなく「最後まで解ききる経験」です。
ステップ③ 間違えた問題だけを集中的に復習
- 間違えた問題にチェックをつける
- 翌日以降、そのチェックがついた問題だけをもう一度解く
- なぜ間違えたのかを、親子でゆっくり確認する
このサイクルを続けることで、
短時間でも効率よく弱点をつぶすことができます。
小学生がつまずきやすいポイントと解決策
英検5級の学習で、小学生がよくつまずくポイントと対策をまとめました。
| よくある悩み | 主な原因 | 対策・サポート |
|---|---|---|
| リスニングが速くて聞き取れない | 英語の音に十分慣れていない | 同じ音声を何度も聞き、「知っているフレーズ」を増やす |
| 文章を読むのに時間がかかる | 語彙量が足りない/文字に慣れていない | 絵カードや音声つき教材で、よく出る単語から優先的に増やす |
| 試験時間が足りなくなる | わからない問題で手が止まってしまう | 「できる問題から先に解く」練習を過去問で行う |
| 勉強へのやる気が下がってしまう | できない部分に目が向きすぎている | できたところを具体的にほめて、自信を積み重ねる |
つまずきは「向いていない」サインではなく、
「ここを少し丁寧にやれば伸びるよ」というサインと考えてあげると、親子ともに気持ちが楽になります。
勉強が続く「ほめ方」のコツ
英検5級の勉強で一番大切なのは、
「続けられる環境」をつくることです。
ポイント① 結果より「がんばり」をほめる
- 「合格したらすごい」ではなく「今日は10分がんばれたね」をほめる
- テストの点数より「昨日より単語が言えるようになったね」を伝える
小さな達成を積み重ねていくことで、
子どもは自信を持って次のステップに進めます。
ポイント② ほめるときは具体的に
- 「すごいね!」だけでなく、
「“What’s this?” の発音、とてもきれいだったよ」のように具体的に伝える - 間違えても、「ここまで自分で考えられたのはえらいね」とプロセスを評価する
ポイント③ 短い勉強時間でOKにする
最初から長時間の勉強を求めると、
「英語=つらいもの」と感じてしまうことがあります。
- 平日は毎日10〜15分
- 集中できる日は少しだけプラスする
くらいの「ゆるいスタート」のほうが、結果的に長く続きやすくなります。
英検5級は、
英語学習の第一歩として自信をつけるための級です。
合格そのものよりも、
「英語って楽しい」「また受けてみたい」と感じてもらえる経験にしてあげられると良いですね。

