未来形のwill,be going to , be〜ingの使い分けが5分で理解できる

be going to 英文法

英文法の最初の壁となる英語の未来形。

日本語は、時制を意識しなくても「何となく・・」で伝わる言語ですが、英語は時制がきっちりしていますので、理解に苦しむ人も多いようです。

英語の未来形の表現方法は3つだけ

英語の未来形は・・

will
be going to
be 〜ing(現在進行形)

この3つの表現によって成立しています。
それぞれの使い方は、とてもシンプルなので難しくありません。

しかし使う場面(シーン)については、注意が必要になります。
それが、英語の未来形の理解を困難にさせている理由です。

中学時代の呪縛が理解を難しくする

中学2年の時に初めて学習った未来形ですが、その時は次のように習ったはず。

”will”と”be going to”はどちらも同じ未来を表す未来形

そして、willの文をbe going toに書き換える練習やテストをしたことを覚えている人も多いはずです。

しかし、実はこの未来を表すこれらの表現は、同じではないのです。

未来形には、will,be going to , 〜ingという3つの表現方法があり、それぞれ微妙な意味の違いがあるのです。

その微妙な違いは、未来の時期と行動心理によって使い分けることになります。

簡単に言うとタイミングやる気です。

willは漠然とした未来

willは「漠然とした未来」を表現したい時に使用します。

例)I will make stew next week
私は来週シチューを作る予定です。

来週にシチューを作ろうと思ってますが、スケジュールの詳細は決まっていません。
現時点では作ろうと思っていますが、明日には思っていないかもしれない・・。みたいな未来です。

例)I will visit Tokyo next year
私は来年東京へ訪れる予定です。

これも同じで、来年に東京へ行くことは決めていますが、細かなスケジュールや予定までは決めていません。

日本語で「予定は未定にして決定にあらず」という言葉がありますが、そのニュアンスに似ているような気がします。

一般的にwillは意思の表現として勉強されたと思います。

上記の例のI will visit Tokyoは、「私は東京を訪問する意思があります」という意味を表す言い方となります。

それは来年の1月のことなのか、それとも8月のサマーバケーションのことなのかは、この表現からだけでは読み取れませんが、話し手は漠然とそういう気持ちがあるということは理解できます。

あくまでも、「シチューを作る」「東京へ行く」ことは、入念に考られたものではありません。

JR東海のCM「そうだ!京都へ行こう」みたいな、その場の思いつきっぽいニュアンスです。

willは決まっていない未来

willは定かではない未来を話す時に使用します。
予想で話しているケースです。

例)Maybe I’ll be home by 7pm
たぶん7時までには帰宅します。

7時には帰るかもしれないし、8時になるかもしれない・・。的なニュアンスです。
親や嫁に「何時に帰宅するの?」と質問された時の答えるようなケースですね。

例)I think the coronavirus crisis will end in May
コロナウイルス危機は5月には終息すると思うよ

4月22日現在、コロナウイルスはまだいつに終息するのか全く予測できない状態です。
あくまでも希望的観測などを話したい時に使えます。

“Maybe”や”I think”で始める会話でwillは使われるケースが多いですね。
あくまでも予想・予測した未来を話したい場合はwillを使うからです。

この使い方についてはyoutubeでニックさんがとても上手な説明なしてくれていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

be going to~は決められた未来を表現

ほとんどの読者は、中学2年生の英語の授業で「be going to を使って書き換えなさい」といった問題をたくさん解いたと思います。

例えば次のような問題ですね。

I will visit Tokyo next year
(私は来年東京へ訪れる予定です)

模範解答は下記のようになります。

I’m going to visit Tokyo next year
(私は来年東京へ訪れる予定です)

この問題演習の記憶が、未来形の理解を妨げているかもしれません。

この例題の日本語の意味だけを見ると同じように感じます。
日本語は未来形でしたら「予定です」「するつもりです」と語尾に使えば完了します。
そのめ英語も未来を表すときは、「willとbe going to どちらでもいいんじゃないの・・?」と思ってしまいます。(実際に中学ではそのように習った人も多いはずです)

しかし、英語はかなりニュアンスが異なってきます。

willの未来形が「漠然としている未来」を表現するのに対して、be going to~の未来形は「既に決まっている予定」を表現します。

I’m going to visit Tokyo next yearは「私は東京へ訪問することが確実に決定している」といった意味になります。

とにかく具体的な時期や目的、予定が決定しており、よほどのことがない限り予定が覆ることはないような未来を表現したい時に使うイメージを持ってください。

例えば次のようなイメージです。

I’m going to Tokyo next year because I got an Olympic watching ticket
私はオリンピックの観戦チケットをとったので来年に東京へ行くつもりです

もう既に東京オリンピックのチケットを購入しており、東京に行く時期も決まっているような時は、willではなくbe going toを使います。

<オフィスでの会話>
会社の仲の良い同僚と上司に結婚の報告をいつするのか・・?という会話があったとします。その時は次のように答えることができます。

I’m going to report my marriage to my boss by the end of this month
私は結婚することを今月末までに上司に報告するつもりです

次は上司から「企画書はまだか?」と聞かれた時の会話です。

I’m going to submit my proposal next Monday
私は企画書を来週の月曜日に提出します

オフィスでの上司との会話などのようなビジネスの現場では、漠然とした表現より的確なスケジューリングを求められるケースが多々あります。

日本で言う”ホウレンソウ”ですね。

そういった会話では、be going toやこの後に説明するbe 〜ingの表現を使用する場面がたくさんあります。

<幼児との会話>
幼児との会話では次のような未来形を使った表現が想定できます。

子供が大好きな絵本を読んであげました。
もう一回読んで欲しそうだったけど、ウンチしているのでオムツを早く取り替えたい!といったようなシーンです。

I’m going to read this picture book again later
あとでもう一度この絵本を読んであげるね

次は、動物園に行くことを伝える時の表現です。
Let’s〜の方が使うと思いますが、あえてbe going toで表現して未来形に慣れさせましょう。

We are going to Ueno Zoo tomorrow
明日、上野動物園に行きますよ

自転車のチャイルドシートのベルトを嫌がる子供も多くいます。
着いたら外してあげるから我慢してね!といったニュアンスを伝えるシーンを想定しています。

I’m going to take off your seat belt once we get to the park
公園についたらシートベルトを外してあげるね

幼児との会話で1ヶ月後や来年の予定の話しをすることは、ほとんどありません。
また、未確定なことや思いつきをママパパが口にするのは子育て的に絶対NGです(笑)。

ですから、be going toやこの後に説明するbe 〜ingの表現を使用する場面がたくさんあります。

be 〜ingも決められた未来を表現

be going toもbe 〜ing~ingも決められた未来を表現しますので、大きな違いはありません。

あえて違いをあげると確実に決められた未来を強調したい時に使うとことだと思います。
例えば、
「明日の10時に授業参観に行く」
「今日の夜にミュージカルのライオンキングを観る(チケット取得済)」
「もうパンパースがなくなったので、午後に買う」

このようにズレることのない予定、確実に決まっている予定を表現する時には、be going toだけじゃなくbe 〜ingを使うことができます。

そしてbe 〜ingを使うと会話の相手は、明日とか来週の月曜日といった細かなスケジュールを言わなくても「すぐにやるんだな・・・」と理解してくれます。

例えば

I’m visiting Tokyo
(私は東京へ訪れる予定です)

もしこのように相手に話されたら、近々の話しをしていると理解した方がよいのです。
ですから、「今は新宿御苑の桜が満開ですよ」とか「毎日40度近い気温ですよ」といったアドバイスをするような会話が成立します。

あなたが、会話の中で未来形を使用するのであれば、willとbe going toで事足ります。
しかし、会話を弾ませるためには相手のbe 〜ingを聞き取る必要があります。

日常会話の中では、be 〜ingを使用する場面は、どちらかと言えばハッピーな話題が多い気がします。
「彼とデートするの!」とか「大好きなブリトーを食べるの!」みたいな感じです。

ですから、NiceやGoodといった相槌で会話を盛り上げましょう。

👪 親子で使える会話例

Parent: We’re going to go to the zoo next Saturday.
Child: Yay! What will we see?
Parent: We’ll see elephants and lions!
Child: I’m so excited—I’m staying up late tonight!

  • “We’re going to go” → 既に決まっている予定
  • “What will we see?” → そのとき何が起きるか予測
  • “I’m so excited—I’m staying up late tonight.” → 明日の楽しみに向けた現在進行形の予定

未来形のまとめ

🧮 用途別シーンで使い分けよう

シーン使う形フレーズ例
突然思いついたこと・目の前の決定willI’ll help you with your shoes.
前から決めていた予定や意図be going toI’m going to ride my bike this afternoon.
既にアレンジ・予約されている未来be ~ingWe’re meeting Grandma at 3 o’clock.
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