英検のスピーキングは、
多くの小学生にとって「どこから手をつければいいのかわからない」パートです。
単語や文法は勉強できても、
相手から突然質問されて英語で答えるのはとても難しく感じます。
しかし実は、英検スピーキングは
難しい英語を話す必要はありません。
3級・準2級・2級はすべて、
“答え方の型” が決まっているテストです。
型を覚えて、それに当てはめて答えるだけで、
小学生でも十分に合格点が取れます。
ここでは、これまで多くの小学生が実際に点数を伸ばしてきた
最もシンプルで実戦的なスピーキング対策をまとめて解説します。
小学生がスピーキングでつまずく理由
小学生がスピーキングを苦手に感じるのには明確な原因があります。
まず、「英語での即答」に慣れていません。
学校の英語は読む・書くが中心で、
質問されてすぐに英語で返す経験がほとんどありません。
次に、質問の意図がつかめないことが多いです。
Do you〜? Why? などの基本パターンでも、
英語で聞かれるととっさに理解できないことがあります。
また、「話す練習」より「文法学習」を多くしているため、
正しく話そうとして沈黙してしまうことがあります。
英検では沈黙がもっとも減点につながります。
さらに、小学生は意見づくりが苦手です。
特に準2級・2級では“理由を2つ”求められるため、
英語以前に「理由が思いつかない」という状態になります。
スピーキング力がないのではなく、
ただ 答え方の型を知らないだけ なのです。
英検スピーキングは“型”で答えるだけで合格できる
英検のスピーキングは、3級〜2級すべてで構造が同じです。
結論を言う
理由を一つ言う
簡単な例を付ける
これだけで合格点に到達します。
英検は「流暢な英語」を求めていません。
大事なのは、止まらずに、構造どおりに話すことです。
また、間違った文法でも減点は小さく、
沈黙や長い間が最大の減点になります。
そのため、スピーキングは“正しさ”より“スピード”が大切です。
次のようなテンプレを口に出して言えるようにするだけで、
スピーキングは一気に安定します。
I think ○○ because ○○. For example, ○○.
小学生でも暗記できる長さで、
どの級でも使いまわしできます。
小学生向け|英文回答テンプレ(3級・準2級・2級 共通)
ここでは、英検の質問にそのまま使えるテンプレを紹介します。
Yes/No 質問
Yes, I do. I like it because ○○. For example, ○○.
No, I don’t. I don’t like it because ○○. For example, ○○.
意見を聞かれる質問
I think ○○ because ○○. For example, ○○.
将来・経験
I want to ○○ because ○○.
I have ○○ because ○○.
2級の写真描写
There is ○○ in the picture.
The person is ○○ing.
I think he/she is ○○ because ○○.
小学生が言いやすい語彙だけで構成しているため、
暗記するだけで自然とスコアが安定していきます。
級別のスピーキング対策
英検3級
3級は質問パターンが決まっているため、
“質問暗記” と “テンプレ回答” が最速の対策です。
Do you〜? Why? の2段階質問に慣れることが重要です。
英検準2級
準2級は「理由を広げる力」が必要です。
難しい話をする必要はなく、
学校・生活・友達・安全・健康など、
日常の理由に置き換えれば十分対応できます。
英検2級
2級は抽象的な質問が多いですが、
答える内容は“身近な理由”でOKです。
難しい英単語は不要で、
future, job, important, safe など基本語彙だけで合格できます。
家庭でできるスピーキング練習
スピーキングは、家庭での短い練習の積み重ねで伸びます。
最も効果的なのは「毎日3問だけ英検ごっこ」です。
過去問の質問を親が読み上げ、子どもがテンプレで答えるだけでOKです。
Do you like reading books?
Why?
When do you read?
この練習をすると“即答する力”が付きます。
また、ウォーミングアップとして短文を繰り返すと発話が安定します。
I think so.
I don’t know.
I like it.
It’s important.
これらは英検で頻繁に使う便利表現です。
さらに、瞬間英作文はスピーキングと相性抜群です。
短い文を英語に変える練習をすると、
英語の語順で話す力が一気に伸びます。
オンライン英会話も非常に効果的です。
特に小学生は“英語を話す相手がいる”だけで発話量が増えます。
小学生の英検スピーキングは“型で答える”が最強
英検のスピーキングはセンスではありません。
正しい型を覚えて、スムーズに答えられるかどうかで決まります。
結論 → 理由 → 例
Yes → 理由 → 例
この2つを口に出して練習するだけで、
小学生でも安定して合格点が取れるようになります。
難しい英語も長い文も必要ありません。
大切なのは「止まらないこと」と「型を守ること」。
この2つができれば、3級・準2級・2級すべて必ず突破できます。

