英検3級のリスニングは、読む力よりも早く“差”がつきやすい分野です。
- 音が速くてついていけない
- 会話の意図がわからない
- 聞いた後に選択肢を読んでも迷ってしまう
このように感じるお子さんはとても多いです。
でも大丈夫。
英検3級のリスニングは 「全部聞く必要はありません」。
聞き取るべきポイントは決まっているので、
そこだけ押さえればスッと理解できるようになります。
この記事では、
① 音のルール
② キーワード
③ 会話の流れ
の3つの力を軸に、パート別の攻略法をやさしくまとめました。
今日からすぐ家庭で実践できる練習法もあるので、
リスニングが苦手なお子さんでも安心して取り組めます🌈
英検3級のリスニングは、読む力よりも早く“差”がつきやすい分野です。
お子さんからは、
- 音が速くてついていけない
- 会話の意図がわからない
- 聞いた後に選択肢を読んでも迷ってしまう
といった声がよく聞かれます。
でも大丈夫。英検3級のリスニングは「全部聞く必要はありません」。聞き取るべきポイントは決まっているので、そこだけ押さえればスッと理解できるようになります。
この記事では、① 音のルール(聞こえ方の変化) / ② キーワードを拾う力 / ③ 会話の流れをつかむ力の3つを軸に、パート別の攻略法と家庭でできる練習方法をやさしくまとめました。リスニングが苦手なお子さんでも、今日から少しずつ得点アップを目指せます🌈
英検3級リスニングが難しい理由
お子さんが英検3級のリスニングでつまずきやすい理由は、大きく次の3つです。
- 英語がつながって聞こえ、音が変化してしまう
- 知らない単語が出てくると、その瞬間に止まってしまう
- 会話の“目的”がつかめず、選択肢で迷ってしまう
3級では中学1〜2年生レベルの語彙・表現が増えるため、「英語を全部聞き取ろう」とすると、かえって難しく感じてしまいます。
大切なのは、聞くところを絞ること。すべてを理解しようとするのではなく、「ここだけは聞き逃さない」というポイントを決めておくと、一気に解きやすくなります。
3級リスニングは「3つの力」で聞けるようになる
英検3級のリスニングは、次の3つの力を意識すると確実に伸びていきます。
- 音のルール(聞こえ方の変化)
- キーワードを拾う力
- 会話の流れをつかむ力
① 音のルール(聞こえ方の変化)
英語は、文字どおりの音ではなく「つながった音」で聞こえます。ここを知らないと、「習った単語なのに聞き取れない…」と感じてしまいます。
よくある音の変化の例
- 音がつながる:
take it→ 「テイキッ」 - 弱くなる:
to→ 「トゥ/タ」に近い音 - 2語が1語のように聞こえる:
want to→ 「ワナ」
3級レベルでは、このような変化が「ほどほど」に出てきます。完璧に聞き取る必要はなく、「なんとなくつながっているな」と気づければ十分です。
② キーワードを拾う力
リスニングですべての単語を理解する必要はありません。むしろ、「答えに関係するキーワードだけを拾う」意識の方が大事です。
押さえておきたいキーワードの例
- 日時:today, tomorrow, next week, at five, on Sunday など
- 場所:school, station, gym, library, park など
- 動きの動詞:go, come, bring, take, meet など
- 依頼・提案の表現:Can you〜?, Would you like〜?, Let’s〜 など
これらがそのまま「正解のヒント」になっていることが多いので、聞こえた瞬間にメモや頭の中でマークできると安心です。
③ 会話の流れをつかむ力
リスニングでは、単語だけでなく「会話の目的」をつかむことも大切です。目的がわかると、選択肢の絞り込みがとても楽になります。
会話の目的をつかむための質問
- 2人は何の話をしている?(宿題?イベント?約束?)
- どこへ行く/どこから来る話?
- だれが、だれに、何をお願いしている?
この3つを意識するだけでも、会話の全体像が見えやすくなります。
パート別・英検3級リスニング攻略
英検3級のリスニングは、Part1〜Part3で構成されています。それぞれのパートごとに「聞くべきポイント」を整理しておきましょう。
Part1 会話応答問題の攻略
短い会話を聞いて、最後に続く自然な返答を選ぶ問題です。
攻略のカギは「最後の一言」
Part1では、会話の最後に「質問・依頼・感謝」が出てくることがほとんどです。ここをしっかり聞き取ることで、正答率がぐっと上がります。
例:
- A:Thank you.
B:You’re welcome. - A:Can you help me?
B:Sure. - A:I’m sorry I’m late.
B:That’s OK.
会話全体よりも、「一番最後のフレーズが何だったか」に集中して聞くのがおすすめです。
よく出る返答パターンを覚えておく
- Sure.(いいよ。)
- I’m not sure.(よくわかりません。)
- I’d love to.(ぜひそうしたいです。)
- That’s too bad.(それは残念ですね。)
- Of course.(もちろん。)
これらの決まり文句を知っているだけで、「聞き取れたけれど意味がわからない…」という状態を減らすことができます。
Part2 会話内容理解の攻略
少し長めの会話を聞き、内容に合う選択肢を選ぶ問題です。2人の関係・場所・予定などが問われます。
聞く前に「関係性」を意識する
会話が流れる前に、問題冊子のイラストや設問から次の点を予想しておきましょう。
- 親子? 友だち? 先生と生徒?
- 学校の話? 部活? お出かけ?
関係性と場面を先にイメージしておくと、「言いそうな内容」が予測でき、聞き取りがぐっと楽になります。
最も拾うべき情報は「日時・場所・予定の変化」
- When:いつ?(on Monday, this afternoon など)
- Where:どこで?(at school, in the park など)
- What:何をする?(play soccer, study English など)
- Change:予定が変わった?(「行けない」「時間を変えよう」など)
特に「予定の変更」はよく出るテーマなので、but / so / then などのつなぎ言葉が聞こえたら注意してみましょう。
Part3 説明文(アナウンス)の攻略
アナウンスやお知らせなどの説明文を聞き、内容に関する質問に答えるパートです。
攻略キーワードは「数字・日時・場所」
説明文では、次のような情報が正解の手がかりになることが多いです。
- 時間:at three, at half past five など
- 日付:on July tenth, next Sunday など
- 場所:at the library, in the gym, in front of the station など
- 料金・人数:ten dollars, three people など
Part3は比較的ゆっくり・はっきり読まれるため、キーワードさえ意識していれば得点源になりやすいパートです。
よく出るリスニング語彙をおさえておこう
ここでは、英検3級のリスニングで特によく登場する語彙をテーマ別に整理します。すべて覚える必要はありませんが、「よく見る・よく聞く単語だな」と感じるものから少しずつ増やしていきましょう。
① 日時に関することば
- today / tomorrow / yesterday
- this morning / this afternoon / tonight
- next week / next Sunday / this weekend
- at five / at half past three / at noon
② 場所に関することば
- school / classroom / library / gym
- park / station / bus stop
- home / store / hospital
③ 動きの動詞
- go / come / leave / arrive
- bring / take / use / make
- meet / call / help / play
④ 会話でよく出る表現
- Can you〜?(〜してくれますか。)
- Would you like〜?(〜はいかがですか。)
- Let’s〜.(〜しよう。)
- That sounds great / fun / interesting.(それはよさそうだね。)
このあたりの単語や表現に耳が慣れてくると、「あ、今のが答えかも」と気づける場面が増えていきます。
家庭でできるリスニング練習
ここからは、ご家庭で無理なく続けやすいリスニング練習のコツをご紹介します。毎日少しずつ続けることで、耳が慣れてきます。
短時間でできる「3ステップ練習」
忙しいご家庭でも取り入れやすいよう、1回5〜10分ほどでできる練習をまとめました。
- ステップ1:1分だけ聞く
最初から全部理解しようとせず、「どんな話か」をざっくりイメージするつもりで聞きます。 - ステップ2:聞こえた単語を1つだけ言う
「今、parkって聞こえた?」「Sundayって言ってたね」など、聞こえた単語を1つだけピックアップします。 - ステップ3:真似して言ってみる
聞こえたフレーズをまねして声に出すことで、音の感覚が身につきます。
完璧に聞き取ることよりも、「知っている単語を1つ見つける」「音をまねする」ことを目標にすると、リスニングへの苦手意識が和らぎます。
親子でできる声かけの工夫
リスニングのあと、親御さんが少し声をかけるだけでも理解が深まり、自信にもつながります。
- 「どんな話だった?」(内容をざっくり言ってもらう)
- 「誰と誰が話してたと思う?」(登場人物を意識させる)
- 「場所はどこかな?」(場面をイメージさせる)
正解を言わせることが目的ではなく、「自分で考えてみる時間」をつくることが何より大切です。
聞き取れない原因を一緒に探してみる
リスニングが難しいと感じるときは、原因によって対策が変わります。
- 単語の意味がわからない → 語彙の復習が必要
- 音が速くて追いつけない → 短い音源を繰り返し聞く
- 会話の流れがわからない → 先にイラストや設問を見て場面を予想する
「どこで止まってしまった?」と優しくたずねてあげると、お子さん自身も自分の課題に気づきやすくなります。
リスニングが伸びると英検3級全体の得点が安定する理由
リスニング力がついてくると、リスニングの点数が上がるだけではありません。他の技能にも良い影響が広がっていきます。
- 読解で「場面をイメージする力」がつき、内容をつかみやすくなる
- 英作文で、自然な表現やフレーズを思い出しやすくなる
- 試験本番の不安が減り、見直しの時間を確保しやすくなる
- 全体の得点が安定し、合格ラインを超えやすくなる
リスニングは、コツさえつかめば練習量に比例して伸びやすい分野です。すべてを完璧に聞き取ろうとせず、この記事で紹介したように「音のルール」「キーワード」「会話の流れ」という3つにしぼって、少しずつステップアップしていきましょう。
お子さんのペースに合わせながら、「今の問題、前より聞けるようになったね!」という小さな成長を一緒に喜んであげることが、リスニング力アップの一番のエネルギーになります🌈

