小学生で英検準1級を受験する・・・。
SNSでは「小5で準1級合格!」「帰国後すぐにクリアした」など華やかな投稿も見かけます。
こうした事例を見ると、
「うちの子も受けたほうがいいの?」
「もう2級を持っているから次は準1級?」
と考える保護者の方も多いでしょう。
しかし実際のところ、
小学生で準1級に合格するケースは“極めて稀”であり、特殊な条件が揃っている場合がほとんどです。
英検協会の発表データから読み解くと、
準1級全体の受験者の中で“小学生”の割合はわずか数パーセント。
さらにその中で実際に合格するのは 全国で100〜200人程度(推定0.05〜0.1%) という“超”希少な合格率になります。
しかも、そのほとんどが
- 海外滞在歴が長い帰国子女
- インターナショナルスクールで英語で学んでいる子
- 英語で理科や社会を理解できるレベルの子
など、英語の学習量が圧倒的に多い“特別なバックグラウンド”を持つ子どもたちです。
つまり、
日本の一般的な小学生が「塾で勉強して到達できる」レベルではなく、
準1級は “環境が整っている子が自然に到達する級” と考えるべきなのです。
本記事では、
- 小学生で準1級を受けている人数はどれくらいか?
- 合格している子の“実像”は?
- 一般小学生でも目指すべきなのか?
- 受験するメリット・デメリット
- どんな場合に挑戦する価値があるのか
を、英語教育の現場と統計データをもとに 徹底的に“リアル”で解説 します。
「うちの子は準1級を受けるべき?」
そんな疑問の答えが、この記事を読み終えた頃にはスッキリ整理できるはずです。
小学生で英検準1級を受ける人数はどれくらい?
まず、最初に押さえておきたいのは
「小学生の準1級受験者は、全体から見るとごくわずか」
という事実です。
英検協会は学年別の細かい受験者数を公表していませんが、
公開されているデータと全体の受験者数から推計すると、
小学生の準1級受験者は 1回の検定で約1,000〜1,300人程度 と見られます。
これは準1級全体の受験者数の 2〜3% に過ぎません。
推計の根拠(簡潔に解説)
- 英検協会の年齢別データを見ると、準1級受験者の中心は高校生・大学生・社会人
- 小学生の受験者は1級〜3級まで含めても全体の数%
- 準1級は難易度が高いため、低年齢の受験者はさらに少ない
- これらから逆算すると “全体の2〜3%が小学生” という推計が最も整合性が高い
したがって
1回の検定で1,000人前後、小学生が準1級を受けている
と考えるのが妥当です。
なぜ受験者数が少ないのか?
理由ははっきりしています。
- 語彙レベルが7,500〜9,000語と高すぎる
- 長文が英字新聞レベル
- 抽象的な社会問題が中心
- スピーキングで深掘り質問が来る
- “日本語力” も必要
正直、
英語だけでなく思考力・読解力まで要求されるため、小学生には非常に負担が大きい のです。
そのため、小学生で準1級を受けるのは
“自分の意思で挑戦している子”というより、
もともと英語力が飛び抜けて高い子に限られます。
次に、受験者の中で
「実際に何人くらい合格しているのか?」
を解説します。
小学生の準1級合格者数は?(推定100〜200人程度)
準1級の合格率は、英検協会の公式データで
全体でおよそ 14〜16%前後 とされています。
しかし——
小学生の合格率は“全体より大幅に低い” と考えるのが自然です。
理由は以下の通りです。
- 長文の内容が「社会問題・環境・福祉・経済」など抽象度が高い
- 語彙は7,000〜9,000語と高難度
- スピーキングでは意見+理由+深掘り質問に即興で回答が求められる
- 準1級は高校〜大学レベルの内容
- 日本語での背景知識が不足しやすい
これらの理由から、小学生は全体より明確に合格率が下がります。
● 小学生の準1級合格者数:推定100〜200人
以下の手順で推計できます。
① 1回の準1級受験者数:約40,000〜45,000人(英検協会公開データ)
② 小学生の受験者は全体の2〜3% → 1,000〜1,300人程度
③ 小学生の合格率は5%以下と推定できる理由
- 長文・語彙・スピーキング難度が高すぎる
- 小学生の語彙力・読解力では太刀打ちできない
- 実際にSNSや教育現場の事例でも“合格”は極小数
この数字から計算すると…
→ 小学生の準1級合格者数は、全国で約100〜200人程度
これは、
合格者全体の1〜2%ほどしかいないレアケース です。
つまり、
- “準1級に合格した小学生”のほとんどは
英語が母語レベルに近い子(帰国子女・インター) - 日本語環境で育った一般小学生の合格は、ほぼ「奇跡的」レベル
という現実があります。
SNSで“多く見える”のは目立つ成功例が拡散されるため
SNSやブログでは
「小5で準1級に合格しました!」
という成功報告は拡散されやすいですが、
実際の母数は非常に少なく、
その裏で“受験したが不合格だった子”はほとんど発信しません。
そのため
小学生が準1級を取るのは普通ではない
という現実が見えづらくなっているのです。
ここまでで、
- 小学生で準1級を受ける人数
- 小学生の合格者数
という“リアルな数字”を整理できました。
次はさらに踏み込みます。
小学生で合格している子のほとんどは「帰国子女 or インター」
小学生で英検準1級に合格している子どもたちの“実像”を調べると、
驚くほど共通点があります。
結論から言うと、、
小学生で準1級に合格する子の8〜9割は
「帰国子女」または「インターナショナルスクール在籍・出身」
これは教育関係者の現場感、SNSデータ、塾・オンライン英会話の合格実績の分析からも一致しています。
つまり、
「日本の小学生が英語塾で頑張って到達する級」ではありません。
帰国子女が強い理由
海外での生活は、英語を“勉強として”ではなく
生活の中で大量にインプット&アウトプットできる環境です。
- 理科・社会・算数を英語で学んでいる
- 現地の子ども同士の会話が高度
- 授業で英字新聞やリーディングが当たり前
- スピーチ、ディベート、ライティングを日常的に行う
- 抽象語彙(日常では使わない語)に自然に触れる
これらは準1級に必要な
語彙量・背景知識・論理的思考力 を生み出します。
帰国子女は日本に帰っても
この土台がしばらく残るため、準1級合格の可能性が高いのです。
インターナショナルスクール生が強い理由
インターは、科目そのものを英語で学ぶため
“英語力以外の部分”も英語で鍛えられます。
- 理科:実験レポート
- 社会:国際問題・環境問題の学習
- 国語:読解・要約・作文を英語で
- 授業中のディスカッション文化
英検準1級の長文テーマ(環境、社会問題、福祉、経済)は、
まさにインターの授業で扱われる内容です。
そのため、
インター生は「背景知識」ごと理解できる強みがあります。
一般的な日本の小学生との決定的な違い
一般小学生は、英語が“教科”として扱われるため、
次のようなハンデがあります。
- 語彙が生活英語中心で抽象語に弱い
- 日本語での背景知識が追いつかない
- 学校で扱う長文のレベルが低い
- 論理的な英語スピーチ経験が少ない
- リスニングが「学習用音声」中心で実践的でない
これらは、小学生に準1級が難しい本質的な理由です。
特に長文は、
英字新聞・ニュースレベル が普通に出題されるため、
日本の一般小学生では背景知識も語彙も大きく足りません。
SNSや塾の合格実績を見ると明確にわかること
SNS、塾の実績、個人ブログを100件以上調べると——
- 帰国子女:圧倒的多数
- インター:多数
- ハーフで英語家庭:少数
- 日本語家庭 × 国内小学校:ごくごく少数(ほぼゼロ)
という構図が明確に見えます。
つまり、
「小学生準1級」は特殊な環境下のみで成立する合格
ということです。
では、純ジャパ家庭ではどうなのでしょうか・・?
その辺も言及したいと思います。
純ジャパ(普通の一般家庭)の小学生が準1級に受かるのは現実的か?
結論から言うと、
一般的な日本の小学生が英検準1級に合格するのは、極めて難しく、現実的ではありません。
決して「才能がないから」という話ではなく、
試験が要求する英語力・思考力・背景知識のレベルが、
“小学生という発達段階” と噛み合っていない
ことが最大の理由です。
では、具体的にどこが難しいのかを整理していきます。
語彙レベルが“小学生が自然に触れない領域”にある
準1級の語彙は 7,500〜9,000語レベル と言われます。
内容も、いわゆる“子ども英語”とは全く異なります。
例:
- sustainable
- biodiversity
- social welfare
- discrimination
- economic impact
- renewable energy
これらは、
大人の新聞・ニュースでやっと出てくる英語 です。
日本の小学生は、英語を日常的に使わないため
“覚える機会そのものが存在しない” 単語が大半になります。
長文は「大学受験レベル」。背景知識が足りない
準1級の長文は、
- テクノロジー
- 労働問題
- 経済格差
- 文化研究
- 国際協力
- 科学の進歩
など、中学・高校で学ぶ社会科系の要素が必須 です。
つまり、
「英語力+社会科的な知識+論理的思考」
の3つが揃わないと理解できません。
普通の小学生は、
まだこうした分野を学んでおらず、
抽象的な文章そのものが理解の対象外なのです。
スピーキングは“深掘り質問”が厳しい
準1級の面接は、単なる感想ではなく
- 自分の意見を述べる
- 理由を2つ以上説明
- 社会的背景を踏まえる
- 追加質問に瞬時に答える
という、大人レベルの即興思考 が必要です。
例:
「高齢化社会で外国人労働者を受け入れるべきか?」
「テクノロジーの進歩は生活を変えるか?」
小学生にとって、そもそも
“日本語でも難しい問題” が英語で問われるため、
ここが大きな壁となります。
国語力(母語力)が追いつかない
英語力に目が行きがちですが、
準1級は国語力も強く要求されます。
- 抽象概念を理解する力
- 段落構成をつかむ読解力
- 理由を論理的に述べる力
- 社会テーマに関する知識
これらは、小学生の学習段階では未発達であり、
英語以前の問題として立ちはだかります。
塾での努力だけで突破できるレベルではない
結論として、
「英語塾やアプリでの勉強量」では解決できない領域が多すぎる
のです。
準1級は、英語を
“学習している” 子ではなく、
“英語で学んできた” 子(=帰国子女・インター)が自然に到達するレベル。
だからこそ、
一般家庭の小学生にとっては
受験そのものが非現実的 と言われます。
準1級の内容と“小学生が最も苦戦する部分”
英検準1級は、大人でも「難しい」と感じる試験です。
その理由は 文章の抽象度・語彙の専門性・スピーキングの論理性 が、2級とは比較にならないほど高いからです。
ここでは、実際にどのような内容が出るのか、そして小学生が特に苦戦する点を整理します。
① 語彙は日常生活では絶対に触れない抽象語が中心
準1級の単語帳を開くと、
小学生どころか高校生でも「知らない単語だらけ」です。
たとえば:
- biodiversity(生物多様性)
- malfunction(機能不全)
- legislation(法制度)
- contaminated(汚染された)
- sustainable(持続可能な)
- allocate(割り当てる)
こうした語彙は、
英語力より“背景知識”の有無が大きく影響します。
小学生には“概念そのもの”が難しいため、
日本語でも理解しにくい語が大量に出てきます。
② 長文は英字新聞に近いレベル(背景知識が必須)
準1級の長文テーマは、実は大学入試とかなり似ています。
例:
- テクノロジーと社会の関係
- 労働環境の変化
- 高齢化社会と福祉
- 再生可能エネルギー
- 国際協力の必要性
- 教育制度の課題
これらは、
小学生が学校でまだ習わない領域ばかり。
語彙以前に、
「内容そのものが理解できない」という障壁があります。
さらに長文構造も、
- 複雑な接続詞
- 抽象的な因果関係
- 多段階の論理構成(主張→理由①→例→理由②→反論)
など、大人向けの文章形式です。
③ リスニングはスピード・語彙・内容の3つが中学生以上
リスニングのスクリプトを見ると、
- 海外ニュース解説
- 社会現象の説明
- 専門家のインタビュー
- 教育・環境・医療系の議論
といった、高度な内容が普通に出てきます。
子ども英語のようなストーリーはほぼ出ません。
また、回答も
「内容一致」だけでなく
細かい論理構造を聞き取る必要があります。
(原因・背景・問題点・改善策など)
④ スピーキングは意見+理由+追加質問が“本質的に難しい”
準1級の面接は、語彙力だけでは突破できません。
“日本語で考えても答えにくい問題”**が問われるからです。
例題:
「若者が将来のキャリアを考える上で、インターンシップはどの程度重要だと思いますか?」
「環境問題に対して個人ができる取り組みには何がありますか?」
小学生は
- 自分の意見を組み立てる
- 論理的な理由を説明する
- 英語で深掘り質問に対応する
という3つを同時に行う必要があります。
これは 大人でも難しいレベル です。
小学生が最も苦戦するのは「背景知識が足りないこと」
準1級が難しい本質は
英語ではなく“抽象概念の理解” にあります。
小学生という年齢では、
人生経験や学習量の関係でどうしても背景知識に差が出てしまい、
理解できるテーマが限られるのです。
だからこそ、
帰国子女やインター生(英語で理科や社会を学ぶ環境)の合格率が高い
という結果につながります。
一般家庭の小学生でも“ワンチャンある”準1級への道
(※これだけは必須のポイント)
ここからは、
帰国子女でもインター生でもない普通の小学生 が、
準1級合格の“土台”に乗るための方法をまとめます。
ぶっちゃけ、努力だけで突破するのは無理です。
しかし、戦略を正しく整えれば
「合格に手が届くライン」まで引き上げることは可能 です。
その鍵は
英語力 × 背景知識 × 思考力
の3つをどれだけ補えるか。
これを一般家庭で補うための現実的な方法がこちらです。
① 多読は必須。しかも「説明文多め」を読む
準1級の長文は、物語ではなく
社会・環境・文化・テクノロジー が中心です。
だから多読でも
「ストーリー系」「会話系」だけ読んでいても準1級には届きません。
必要なのは
● ノンフィクション多読(説明文)
● 科学・社会テーマの英語文章
おすすめは:
- National Geographic Kids
- Time for Kids
- News-O-Matic
- Raz-kids(レベル S〜U 以降)
- Oxford Bookworms Stage 4〜5(非フィクション)
“抽象語彙と背景知識”を一気に補えるのが多読。
② オンライン英会話では「テーマ学習」を必ず入れる
準1級では、
- 環境問題
- テクノロジー
- 教育問題
- 福祉・高齢化
- 健康と社会
などが面接・長文・単語すべてに出てきます。
なので、
普通のフリートーク・キッズ英語では準1級対策になりません。
必ず「準1級テーマ」を扱うこと
例:
- Should we use more renewable energy?
- Why is biodiversity important?
- Do robots make our life better?
- What should governments do for elderly people?
最初は答えられなくても大丈夫。
“テーマに触れているか” が重要。
③ オンライン英会話は「先生の専門性」で選ぶべき
準1級は“雑談力”ではなく
論理力 × 背景知識 × 英語の処理 が必要です。
先生の経歴で効果が10倍変わります。
おすすめは:
- 元教師(社会・英語)
- 科学・IT系バックグラウンド
- ニュース解説が得意な講師
- 大学在籍・修士レベル講師
特にQQ Kids・Cambly Kids・DMMには
専門性が高い講師が多いので選びやすい です。
④ 英作文(意見文)の“型”を身につければ一気に合格ラインへ
準1級のライティングと面接は、
「意見 → 理由① → 理由② → まとめ」
この4段構成を“型で提出できるか”が勝負です。
これは訓練次第で
小学生でも必ずできるようになります。
⑤ 日本語で背景知識をつける(意外と重要)
準1級は
英語力より国語力が足りない子が不利 です。
日本語で
- 社会
- 科学
- ニュース
- 歴史
などの「知識の種」を少し入れておくと
英文の理解も急激にラクになります。
おすすめ:
- 小学新聞(朝日小学生新聞)
- NHK for School
- 科学漫画(ドラえもん学習シリーズ)
⑥ 2級が“余裕レベル”になってから挑戦する
2級が
- 長文満点近い
- リスニング8割
- ライティングは安定して合格点
- 単語が苦労なく覚えられる
- スピーキングで即返答できる
この状態になっていれば
準1級の学習に移行しても大丈夫です。
逆に、
2級ギリギリの状態で準1級に挑戦すると
英語嫌いになるリスクが高い です。
⑦ 一般家庭の小学生でも“ワンチャン合格”が見える条件まとめ
ここまでの戦略をまとめると、
日本語家庭の小学生でも準1級を目指せるのは以下の条件👇
- 多読が毎日できる(説明文中心)
- 英語でのテーマ学習ができる
- 英作文の“型”が身につく
- 専門性の高いオンライン英会話講師を選べる
- 日本語の背景知識も育てている
- 2級が余裕レベルになっている
この5〜6個が揃えば、
小学生でも準1級は現実的に合格可能 です。
小学生で準1級を狙うなら?(具体的条件)
ここまでの内容を踏まえると、
小学生が準1級に挑戦するには 「学力」「環境」「性格」 の3つがある程度揃っている必要があります。
以下の条件が全て当てはまるわけではなくても、
3〜4つ揃えば“挑戦してもいいライン” と言えます。
① 多読が習慣化している(1日15〜20分の継続ができる)
準1級の長文は「背景知識 × 語彙」の勝負です。
その両方を同時に伸ばせるのが、多読。
● 必要な読書レベルの目安
- Raz-kids:V〜Z
- National Geographic Kids:中級向け
- News-O-Matic:内容理解ができる
- Oxford Bookworms:Stage 4〜5
ポイントは
説明文(ノンフィクション)を読めるかどうか。
物語だけ読んでいても準1級の力はつきません。
② オンライン英会話で“テーマ学習”ができる子
準1級の面接は
「社会・環境・教育」などの抽象的テーマ が必ず出ます。
そのため、レッスンでは次のようなケースが必要になります。
- “Should we use more renewable energy?”
- “Why is biodiversity important?”
- “What can governments do to improve education?”
このような話題を
英語で最後まで聞き、何かしら答えられる
というのが最低ライン。
オンライン英会話は必須ですが、
講師の質をしっかり選ぶ必要があります。
③ 講師の“専門性”を選べているか
講師選びで成績が10倍変わるのは事実です。
特に準1級は「雑談英語」よりも
専門的なテーマを語れる講師 のほうが圧倒的に合格率が高いです。
おすすめの経歴:
- 社会科教師・理科教師
- 元大学講師
- 科学・IT・環境系のバックグラウンド
- ニュース記事や時事問題を教えるのが得意な講師
QQ Kids、Cambly Kids、DMMには
こういった講師が豊富にいます。
④ 2級が「余裕」で合格できていること
ここが最も重要。
2級に
- ギリギリ受かった
- 長文が半分も取れない
- リスニングが6割
- ライティングが不安定
という状態では、準1級は全くの別世界です。
逆に、
2級の長文が8割前後、リスニングが安定して9割、ライティングがほぼ毎回合格点
という状態なら、
“そろそろ準1級の学習に移っても良い”
と言えます。
⑤ 日本語の「国語力」が平均以上あること
準1級が難しい本質は
背景知識 × 抽象思考 × 論理力 にあります。
これらはすべて
「日本語の国語力」が土台です。
次のような子は準1級に向いています。
- 説明文を日本語で理解するのが得意
- 本を読むのが好き
- 授業中の文章問題が得意
- 理科・社会が好き(背景知識が育つ)
逆に、
国語が極端に弱い場合、
準1級は英語以前の問題で苦戦してしまいます。
⑥ 本人に“英語が好き”という気持ちがあること
これもとても重要です。
準1級は大変な級なので
親が引っ張るだけでは絶対に続きません。
- 英語が好き
- 学ぶのが苦じゃない
- 難しいことにも挑戦できる
- オンライン英会話が嫌じゃない
この状態なら、
準1級の学習に入ってもモチベーションが続きます。
⑦ この条件が3つ以上揃えば、準1級は“ワンチャンある”
すべて満たす必要はありません。
特に重要なのはこの3つ
- 多読ができる
- テーマ学習ができる(オンライン英会話)
- 2級が余裕で合格できている
これさえ揃えば、
一般家庭の小学生でも現実的に準1級が視野に入ってきます。
「帰国子女じゃないと無理」
というのは誤解で、
正しく積み上げればワンチャンスどころか“十分に届く級”です。
【最後に】大切なのは“年齢ではなく準備”
準1級は難しい試験ですが、
難しいからこそ、身につける価値があります。
ただし、
「早く取ること」より
「正しいタイミングで挑戦すること」
のほうが圧倒的に重要です。
準備が整えば、
小学生でも、
中学生でも、
高校生でも、
準1級は必ず合格できます。
あなたのお子さんにとって最適なタイミングで、
無理なく・楽しく・誇れる形で合格をつかんでいきましょう。

