インターナショナルスクール(以下インター)は、入学時点から“英語で学ぶ力”が求められる特別な環境です。そのため、一般的な子ども向けオンライン英会話よりも、インター入学基準に特化したレッスンが必要になります。
この記事では、
- インター受験で実際に必要な英語力
- オンライン英会話選びのポイント
- インター準備に本当に強いオンライン英会話
を、インターを検討しているご家庭向けにわかりやすく解説します。
インターナショナルスクールが求める英語力とは?
① 英語で授業を理解する力(Academic English)
インターでは、英語は教科のひとつというより、「学ぶための道具」です。単語量以上に、
- 英語を聞いて理解する力
- 自分の考えを英語で説明する力
が重視されます。
たとえば、
- “What did you do last weekend?”(週末何したの?)
といった日常会話だけでなく、
- “Why do you think so?”(なぜそう思うの?)
- “How can you solve this problem?”(どうやって解決できるかな?)
のような「理由」や「考え方」を聞かれる質問に、英語で答えられることが求められます。
② 面接でのコミュニケーション力
インター受験では、ほぼ必ず面接があります。ここで評価されるのは、
- アイコンタクトができるか
- 落ち着いてイスに座っていられるか
- 質問されたことに対してきちんと答えられるか
- 自分の意見や好みを英語で話せるか
といったコミュニケーション全体の力です。「英語のテストができるかどうか」だけではありません。
③ フォニックス+読み書き(リテラシー)
多くのインターでは、K(幼稚園)〜G1(小1)くらいからフォニックス(英語の音とつづりのルール)を使った読み書きがスタートします。
入学前に、
- アルファベットの大文字・小文字
- 簡単なフォニックス(a, e, i, o, uの音など)
- 短い単語(cat, dog, runなど)の読み
あたりまでできていると、入学後の負担がグッと減ります。
インター準備に強いオンライン英会話の選び方
① “英語のレッスン”ではなく “英語で学ぶ”レッスンがあるか
インターは英語そのものを学ぶ場所ではなく、「英語で教科を学ぶ場所」です。
そのためオンライン英会話も、
- アルファベットや簡単な英会話だけで終わらない
- 理科・社会・算数・アートなどの内容を英語で学ぶCLILレッスンがある
スクールがインター準備には相性抜群です。
② 先生がインタースタイルの指導に慣れているか
インター準備では、講師のバックグラウンドもとても大事です。たとえば、
- インターやインターナショナル幼稚園での勤務経験がある
- ESL(第二言語としての英語)に詳しい
- 子どもの英語面接・ショー&テルの指導経験がある
といった講師が多いスクールは、「インター受験に必要なこと」をよく理解しているため、レッスン内容も実戦的です。
③ 面接対策や入学課題に対応できるか
インター受験でよく行われるのは、
- ショー&テル(自分の持ち物を見せて説明する)
- 絵カードを見て英語で説明する
- とっさの質問に答える一問一答
などです。
こういった内容をオンライン英会話のレッスンの中で、
- 何度もロールプレイしてくれる
- 本番を想定した模擬面接をしてくれる
スクールは、インター受験と非常に相性がいいです。
④ レベルチェックが丁寧かどうか
インター準備では、子どもの現在地を正確に知ることが大切です。入会前のレベルチェックで、
- 語彙や文法レベル
- リスニングの反応速度
- 英語でのコミュニケーション量
- 集中力や態度
までしっかり見てくれるスクールは安心です。
インターナショナルスクール準備に強いオンライン英会話 5選
① Novakid(ノバキッド)— CLIL × ネイティブでインター準備に強い
対象:4〜12歳
Novakidは、「英語で教科を学ぶ」CLIL型レッスンが充実しているオンライン英会話です。フォニックス・リーディング・スピーキング・文法をバランスよく学べるため、インター受験〜入学後の学習まで見据えた準備ができます。
おすすめポイント
- 欧米ネイティブ講師が多いのに料金が比較的良心的
- ゲーム要素が多く、レッスン中の集中力が続きやすい
- フォニックス・リーディング・会話をまとめて伸ばせる
- 英語での説明やショー&テルの練習にも使いやすい
② グローバルステップアカデミー(GSA)— オンラインインターそのもの
対象:6〜14歳
グローバルステップアカデミーは、オンラインインターナショナルスクールとして知られるサービスです。通学型インターと同レベルのカリキュラムで、日常会話だけでなく、
- 算数
- STEM
- Programming
- リーディング・ライティング
などを全て英語で学べます。
おすすめポイント
- 「英語で授業を受ける」経験をオンラインで積める
- インター志望ファミリーの利用者が多く、情報も得やすい
- リーディング・ライティングもしっかり鍛えられる
注意点
オールイングリッシュでレベルも高めなので、英語完全初心者の段階だと、最初は負荷が大きいことがあります。
③ QQキッズ(QQ Kids)— コスパ重視で基礎力をしっかり固めたいなら
対象:3〜12歳
QQキッズは、フォニックスとスピーキングの基礎づくりに強いオンライン英会話です。インター準備の「土台づくり」をしたいご家庭に向いています。
おすすめポイント
- 価格が比較的安く、続けやすい
- 日本の子ども向けにカリキュラムが組まれている
- 英検3級〜準2級程度までの教材も豊富
インター低学年で求められる英語レベルと近い力を、無理なく伸ばせるスクールです。
④ Cambly Kids — ネイティブの自然な英語で面接に強くなる
対象:4〜15歳
Cambly Kidsは、アメリカ・カナダ・イギリスなどのネイティブ講師と、マンツーマンで会話できるオンライン英会話です。自然な日常会話や、「Why?」に答える練習にとても向いています。
おすすめポイント
- 100%ネイティブとのやりとりで、表現の幅が広がる
- インターの面接でよく聞かれる質問との相性が良い
- 性格や話し方の合う先生を指名して継続しやすい
向いている家庭
インター面接で「堂々と自分の意見を英語で話せるようにしたい」というご家庭に特におすすめです。
⑤ ハッチリンクジュニア — コスパ良く “量” をこなしたいご家庭に
対象:3〜15歳
ハッチリンクジュニアは、比較的安価でレッスン回数を多く取れるスクールです。英語に触れる「量」を確保したいご家庭に向いています。
おすすめポイント
- 多めの回数プランで、毎日英語に触れられる
- 基礎会話+簡単なショー&テル練習なども可能
- 英語に対する抵抗感をなくし、自信をつけやすい
インター受験前の1〜3ヶ月の「追い込み期」に、量をこなしたいときにも活躍します。
インターナショナルスクール受験で本当に必要なこと
① 先生の質問に“会話として”返す力
インターの面接や授業では、単語だけで答えるのではなく、
My favorite book is ~ because ~.
のように、理由をつけて文章で話せるかが大切です。オンライン英会話でも、
- 「Yes / No」で終わらない答え方
- 「理由」「きっかけ」「感想」をセットで話す練習
を意識しておくと、インターの面接や授業で大きな強みになります。
② 集中力・態度・積極性
インターでは、学力だけでなく、
- レッスン中の態度
- 先生の話を最後まで聞けるか
- 手を挙げて発言しようとする姿勢
といった「学びに向かう姿勢」も見られます。
オンライン英会話は、これらを家庭で練習する場としてもとても有効です。
③ 英語“だけ”ではなく、思考力を伸ばすこと
インターでは、幼児〜低学年のうちから、
- 理由を説明する
- 意見を述べる
- 比較する
- 推測する
などの思考型の活動が多く行われます。
オンライン英会話でも、
- 「ただテキストを読む」だけで終わらない
- 「どう思う?」「なぜ?」と聞いてくれる先生を選ぶ
ことで、インターに必要な思考力を英語で育てやすくなります。
インター準備は「何を学ぶか」より「誰から学ぶか」
インターナショナルスクールの準備で大切なのは、単語量や文法の暗記だけではありません。本当に必要なのは、
- 英語で授業を理解する力
- 自分の意見を英語で話す力
- 面接で先生とコミュニケーションを楽しむ力
です。
そのためには、
- CLIL型レッスン(英語 × 教科)
- インター経験のある講師
- 面接・ショー&テルに対応できるカリキュラム
を持つオンライン英会話を選ぶことが近道になります。
ひとつの目安として、「先生と25分間、英語でコミュニケーションが成立する」レベルを目

