小学生に英語を学ばせていると、いつか必ずぶつかる壁があります。
それが「長文読解」です。
ウチの娘もそうでしたし、同じ小学校で英語に力を入れているママ友のお子さんも、全く同じところでつまずきます。
さらに、娘のインター時代の同級生、ハーフのお友達(今は日本語のほうが得意になってしまった子)など、たくさんのケースを見てきましたが…
そして長文が読めない子には“共通の原因”があります。
それが
英語の長文が読めない
意味をつかめず途中で止まる
そもそも読む気が起きない
という「長文読解の壁」です。
実は、小学生が長文でつまずく理由は明確にパターン化されています。
そして、この“つまずきの原因”さえ取り除けば、英語の長文は必ず読めるようになります。
本記事では
- 小学生が長文読解できない本当の理由
- 今日から家庭でできる対策
- 英検で点が取れる読解力のつけ方
をわかりやすくまとめました。
英検3級・準2級・2級に進んでいく上で、必ず必要になる力です。
長文が苦手な子でも、正しい順番で伸ばせば読めるようになります。
小学生の長文読解ができない理由は5つだけ
私が娘と一緒に勉強していて一番感じたのは
単語がわからないと、文章は永遠に読めない
という当たり前の事実でした。
ママ友の子たちや、インター上がりの子たちも長文でつまずく原因はほぼ同じです。
長文が読めない原因は複雑ではありません。
小学生の場合、ほぼ次の5つに集約されます。
- 語彙が不足している(最重要)
- 文の語順が理解できない
- 音読が少なく、英語のリズムが身についていない
- 段落の「要点」をつかむ読み方を知らない
- そもそも文章量に慣れていない
どれか1つでも欠けていると、長文が読めなくなります。
逆に言えば、この5つを埋めれば文章は必ず読めるようになります。
以下、1つずつくわしく解説します。
理由① 語彙が圧倒的に足りない(全員ここにつまずく)
ウチの娘も、インター帰りのお友達も、英会話は得意でも
低学年の頃は
文章を読むと止まる
ということが多かったです。
理由は簡単で
書いてある単語の意味がわからないから。
特に小学生の場合は
project
reason
energy
provide
など「抽象語」が苦手です。
ハーフのお友達のママもよく言っていました。
「会話はできるけど、書き言葉の単語が全然弱い…」
これ、本当にその通りです。
会話と読解は“別スキル”なんですよね。
語彙力がすべての土台
これは娘を見ていても、周りを見ていても変わりません。
理由② 語順で理解する“英語の読み方”が身についていない
日本語は
私は → 昨日 → 公園に → 行った
という順番で読む。
英語は
I → went → to the park → yesterday
という順番で読む。
この「英語の読み方」に慣れていない子は全員止まります。
初歩的な英会話が既に出来ている子は止まりませんが、英語を学び始めた子は止まります。
ある小学校1年生から英語に力をいれているママ友は
「うちの子、単語がわかっても文章になると止まる」
と言っていました。
それ、語順の問題なんです。
語順は暗記ではなく“慣れ”です。
娘も、短文を何度も音読させるうちにスムーズに読めるようになりました。
理由③ 音読量が足りない(これはもう例外なく全員)
インター帰りの子でも、音読してこなかった子は長文が苦手です。
特にフォニックスをしっかりと取り組んでこなかった子は長文というか英文がダメダメな状態です。
逆に、音読をやり込んでいる子は圧倒的に伸びが速い。
音読が少ないと
語順
リズム
意味の塊
が身につきません。
特にハーフのお友達のママは
「家では日本語ばかり話すから、英語の音のリズムが抜けちゃう」
とよく言っていました。
音読は“英語の体幹トレーニング”です。
私の娘は、多読により長文読解の能力が上がりましたが、友人からは『子供に5個の短文を毎日10回読ませただけで長文がスムーズになった』との話しを聞いたことがあります。
とにかく、同じような文章でも声を出して読むことが重要なのがこの例からもうかがえます。
理由④ 段落の「要点」をつかむ練習をしていない
英語の長文は
主張
理由
例
まとめ
という構造を持っています。
でも、小学生は全体を読もうとして、逆に混乱します。
インター帰りの子でさえ
- 理由と例の区別がつかない
- 本文全部が大事に見える
- 主張がどこかわからない
という状態になりがちです。
段落構造は“国語の読解”にも近いです。
段落の最初の文
接続詞(because / however など)
筆者の意図
ここだけ押さえれば、内容はつかめます。
理由⑤ 文章量に慣れていない(どの家庭もここで悩む)
長文が読めないのは
能力不足
ではなく
経験不足
です。
文章を読むのが苦手な子は、英語になるとさらに苦手になります。
あるママ友は
「うちの子、国語も苦手だから英語の長文なんて絶対ムリ」
と言っていましたが、短い文章から慣らすことで普通に読めるようになりました。
文章量に慣れるのは“トレーニング”です。
短文
→ 2段落
→ 半分だけ長文
→ 全文
と進めると成功します。
私が見てきて感じた、長文読解の最短ルート
これは娘、友達、インター組、ハーフ組…
いろんな子を総合しての結論です。
長文読解は
単語 → 音読 → 短文 → 段落 → 長文
の順番でしか伸びません。
英語の読解は“積み木”と同じで
積み上げる順番を間違えると絶対崩れます。
ステップ① 単語力(最優先)
結局ここです。
ここを避けて長文は読めません。
小学校から英語を学び始めた友人の子も
パス単(例文つき)
単語アプリ
を毎日10分だけやらせたら、長文の伸びが早かったそうです。
ステップ② 短文音読(ここが勝負)
基本的に誰でも短文音読を始めた瞬間、読解力が急に伸びる傾向にあります。
実は、インター帰りの子でも
“書き英語の音読”をしていない子は長文が弱いです。
音読は
語順
スピード
リズム
意味の塊
を一気に育てます。
ステップ③ 短い読解問題で“成功体験”を積む
長文に行く前に
2〜3文の読解
これが最強です。
「読めた!」という感覚がつくと、子どもは長文に進みたがります。
ステップ④ 段落構造をつかむ
段落構造は、特に
準2級
2級
で必須。
ハーフのお友達のママも
「うちの子、文章全体は読めるのに、何を言ってるか分からない時がある…」
と言っていましたが、段落の役割を教えたら読めるようになっていました。
ステップ⑤ 過去問で本番仕様に慣れる
ただし、小学生は
全文解かなくていい
パート分けで十分
音読優先
これでOKです。
長文は “慣れのスポーツ” みたいなものです。
小学生の長文読解は「正しい順番」さえ守れば必ず伸びる
娘を見ていても
周りの友達を見ていても
インター帰りの子
ハーフの子
どの家庭を見ても共通しているのは
長文が読める子=短文を大量に音読している
という事実です。
そして
“語彙 → 音読 → 短文 → 段落 → 長文”
この順番さえ守れば、必ず読めるようになります。
長文読解はセンスではありません。
積み重ねさえあれば、小学生でも確実に伸びます。
ぜひ、あなたのご家庭でも今日から取り入れてみてください。

