英検4級の難易度と対策|小学生向けに必要な語彙・文法・合格ライン

英検4級の難易度と対策 英検

英検4級は、小学生にとって最初の大きな壁だと言われます。
5級と違い、

  • 長文が増える
  • 文法の範囲が広がる
  • 語彙が倍になる
    と内容が一気にレベルアップするため、
    「急に難しく感じる」という声も少なくありません。

実際、英検4級は“中学1〜2年レベル”とされていますが、
これは「中学の教科書に出てくる語彙や文法を含む」という意味で、
小学生でも十分に合格できる難易度 です。

むしろ4級は、
英語の“基礎力”を固める最適なステップであり、
この級をしっかり通過しておくと
その先の3級(面接あり)にスムーズに進めます。

この記事では、
小学生が英検4級に合格するために必要な難易度の理解・語彙・文法・対策方法
を、保護者目線で丁寧にわかりやすくまとめました。

  1. ✅英検4級はどんな試験?小学生にとっての位置づけ
    1. 🔍出題形式(リーディング・リスニング)
    2. 🔍5級との一番大きな違いは“文章量”
    3. 🔍 “中学1〜2年レベル”は小学生でも到達可能
    4. 🔍 小学生でも十分合格できる理由
  2. ✅英検4級の難易度【文章が長くなり、語彙が増える】
    1. 🔥 ① 必要語彙が倍になる(約600語)
    2. 🔥 ③ 長文読解が“3題”になり、小学生はここで差がつく
    3. 🔥 ④ リスニングは「少し速いが、まだ聞き取りやすい」
    4. 🔥 ⑤ 小学生が英検4級を難しく感じるポイントTOP3
    5. ⭐ 英検4級は“急に難しくなる”級ではない
  3. ✅ 英検4級を受けるおすすめ時期(学年別)
    1. 🎯 もっともおすすめの時期は 小5。
    2. 🟦 小1〜小2:基本はまだ早い(例外の子のみ受験)
    3. 🟦 小3:早めに挑戦したい子に最適
    4. 🟦 小4:受けるかどうかの分岐点(挑戦しやすい)
    5. 🟦 小5:最適な受験タイミング(おすすめ)
    6. 🟦 小6:3級へのステップとして最強の準備
    7. ⭐結論としておすすめ時期は “小5”、次点は “小4と小6”
  4. ✅ 英検4級に必要な語彙・文法一覧
    1. 英検4級に必要な語彙(約600語)
    2. 英検4級に必要な文法(小学生が最低限おさえるべきもの)
    3. ⭐ 語彙・文法まとめると
  5. 英検4級の勉強法(小学生向け)
    1. ① 長文は「段落ごとに意味を取る」だけで読める
    2. ② 語彙は“音+意味”で覚えると定着する
    3. ③ 文法はイメージで理解する(丸暗記はNG)
    4. ④ リスニングは「場面の想像」がカギ
    5. ⑤ 過去問は3回で十分(やりすぎると逆効果)
    6. ⑥ 長文は音読するだけで理解レベルが変わる
    7. ⑦ 小学生は“完璧を目指さない”ほうが受かる
  6. 小学生がつまずきやすいポイントと対策
    1. ① 過去形と現在形・三単現をごちゃ混ぜにする
    2. ② 長文で集中力が切れて意味を見失う
    3. ③ 前置詞(in / at / on / for)で迷う
    4. ④ 言い換え表現で間違える(長文で多発)
    5. ⑤ リスニングで“最初の単語”だけで判断してしまう
    6. つまずきポイント一覧表
  7. 英検4級は“英語の土台作り”に最適(まとめ)
    1. 4級で身につく力は、この先の英語学習の中心になる
    2. 小学生で4級を取るメリットは非常に大きい
    3. 最後に:英検4級は“努力が確実に結果につながる級”

✅英検4級はどんな試験?小学生にとっての位置づけ

英検4級は、5級より一段階レベルが上がり、
「中学1〜2年の前半レベル」 とされています。

ただしこれは、
「教科書に出てくる単語や文法が含まれている」という意味であり、
小学生には難しすぎるレベル というわけではありません。

実際は、
小5〜小6を中心に多くの小学生が受験し、しっかり合格しています。

その理由を具体的に解説します。

🔍出題形式(リーディング・リスニング)

英検4級の構成は次の2つです。

① リーディング(筆記)35分

内容は以下の通り:

  • 短文の語句補充
  • 会話文の応答選択
  • 長文読解(2〜3題)

5級より文章量が増え、
「読んで理解できるか」 が大きく問われます。

② リスニング(約30分)

5級より少しスピードは上がりますが、
依然として ゆっくり・はっきりした音声 です。

形式は

  • イラスト問題
  • 会話の応答
  • 1文ずつの聞き取り
    など、小学生でも取り組みやすい形が中心です。

🔍5級との一番大きな違いは“文章量”

英検4級で急に難しく感じる理由のトップはこれです。

  • 読む文章が長くなる
  • 長文が一気に「3つ」になる
  • 選択肢を読む量も増える

小学生は
文章を読む“体力” がまだ育っていないケースが多く、
途中で集中力が途切れることがあります。

しかしこれは、
「内容が難しいから」ではなく
読む量に慣れていないだけ です。

🔍 “中学1〜2年レベル”は小学生でも到達可能

「中1〜中2レベル」と言われると難しそうに聞こえますが、
英検4級で出るのは

  • 過去形(played / went など)
  • 不定詞(to + 動詞)
  • 比較(bigger / more〜)
  • 前置詞(in / on / at)
  • 時刻・曜日・スケジュールの話

など、小学生でも理解できる内容ばかり です。

抽象的な内容や高校レベルの文法は出ません。

🔍 小学生でも十分合格できる理由

  • 単語の難易度がまだ低い
  • リスニングは聞き取りやすい
  • 文法は“最低限”で対応可能
  • 長文も「物語」「説明文」など読みやすい内容

英検4級は、
きちんと準備すれば必ず合格が狙える級 です。

むしろ小学生にとっては
「英語の基礎を固め、大きな自信になるステップ」
として非常に価値があります。

✅英検4級の難易度【文章が長くなり、語彙が増える】

英検4級は、小学生にとって“最初の壁”と言われます。
なぜなら、5級から次の3つが大きくレベルアップするからです👇

🔥 ① 必要語彙が倍になる(約600語)

英検5級:300語
英検4級:600語

つまり4級は 語彙が約2倍 に増えます。

ただし、
「急に難しい単語ばかりになる」というわけではありません。

✔ 4級で出る語彙の特徴

  • 日常生活の語彙が中心
  • 学校・趣味・季節・予定など、身近な話題
  • “中学英語の基本語彙” が中心
  • 難解な抽象語は出ない

例:

  • hobby(趣味)
  • vacation(休み)
  • hospital(病院)
  • visit(訪れる)
  • before(〜の前に)

「小学生にも馴染みのある語彙」が多い のが4級です。

🔥 ② 文法の範囲が広がる(4級の肝)

4級の最大の変化は、
文法が一気に増えること です。

✔ 必ず抑えるべき文法

  • 過去形(played / went)
  • 不定詞(to + 動詞)
  • 比較(bigger / more〜)
  • 動名詞(〜ing)
  • 三人称単数(he plays / she likes)
  • 未来表現(will / be going to)
  • 前置詞(in / at / on / for)
  • 代名詞(him / her / them)

5級は「文法がなくてもなんとかなる」級でしたが、
4級は 文法理解が得点に直結 します。

🔥 ③ 長文読解が“3題”になり、小学生はここで差がつく

英検4級の長文は、

  • 分量が増える
  • 内容が少し説明的になる
  • 選択肢を読む量も増える
    という特徴があります。

✔ 小学生が苦労する理由

  • 集中力が続かない
  • 言い換え表現が増える
  • “行間”を読む必要が出てくる
  • 段落ごとの意味をつかむ力が必要

ただし、内容は

  • 買い物の話
  • 週末の予定
  • 学校生活
    など子どもにもわかりやすいテーマが中心です。

🔥 ④ リスニングは「少し速いが、まだ聞き取りやすい」

英検4級のリスニングは、
5級より話すスピードが少しだけ上がります。

✔ ただし依然として聞き取りやすい理由

  • ゆっくり・はっきり
  • 単語が簡単
  • 内容もシンプル
  • イラスト問題も多い

特に小学生は、
大人より「音」で英語を理解する力が強いため、
リスニングの正答率が上がりやすい というメリットがあります。

🔥 ⑤ 小学生が英検4級を難しく感じるポイントTOP3

この部分は、保護者からの相談で“必ず出る悩み”です👇

1. 過去形・三単現がこんがらがる

例:
He play soccer yesterday.(誤)
→ played にすべき
→ 三単現の s をつけるべきではない
この混乱が超多い。

2. 長文の集中力がもたない

読む量が増え、途中で意味を見失う。

3. 語彙不足が目立つ

600語あるが、読める単語が減ると一気に苦労する。

⭐ 英検4級は“急に難しくなる”級ではない

  • 語彙:約600語
  • 文法:中学前半の基礎
  • 長文:読みの体力が問われる
  • リスニング:まだ聞き取りやすい

数字だけ見ると難しく見えますが、
英検4級は 小学生が十分合格できる現実的な難易度 です。

正しい勉強法をすれば、
“難しさ” はすべて乗り越えられます。

✅ 英検4級を受けるおすすめ時期(学年別)

英検4級は 小学生が初めて“しっかり勉強する”必要が出てくる級 です。
そのため、受けるタイミングが非常に重要になります。

結論から言うと、

🎯 もっともおすすめの時期は 小5。

理由は「読解力・語彙力・集中力」が揃う時期だからです。

ただし、小3〜小6が現実的な範囲になります。
以下で学年別に“受けてもよいケース”をはっきりさせます。

🟦 小1〜小2:基本はまだ早い(例外の子のみ受験)

結論:
本人が強くやりたい場合 or 英語経験が長い子だけ受験可

✔ なぜ早いのか

  • 読解力がまだ安定していない
  • 長文の耐久力が低い
  • 文法の理解が抽象的で難しい

ただし、

  • 英語歴が長い
  • 英語絵本を日常的に読んでいる
  • “英語が好きで仕方ない”タイプ
    の場合は受かることも十分あります。

✔ 受けるなら「楽しく経験する」のが目的

合否より、
「こういう試験なんだ!」という体験をさせるレベル。

🟦 小3:早めに挑戦したい子に最適

結論:
読書量が多い子・文章を読むのが得意な子なら合格可能

✔ 小3の特徴

  • 読みのスピードが安定してくる
  • 短文なら意味をつかめる
  • 集中力が10〜15分続く

文法への理解も少しずつ進むため、
英語の“芽が出る時期” に当たります。

✔ 小3受験が向いている子

  • 5級に余裕で受かった
  • 本をよく読む
  • 文章の意味を取るのが得意
  • 英語への抵抗が一切ない

🟦 小4:受けるかどうかの分岐点(挑戦しやすい)

結論:
英語に触れてきた子は小4で十分受けられる

小4は、
読解力・集中力がグッと伸びる時期なので
4級が現実的になります。

✔ 小4は“準備が整う学年”

  • 過去形が理解しやすい
  • 長文を読む力が安定
  • 語彙力も増えやすい

✔ 小4受験のメリット

  • 余裕を持って5年・6年で3級を目指せる
  • 中学前に“英語が得意”という自信がつく

🟦 小5:最適な受験タイミング(おすすめ)

結論:
もっとも合格しやすい学年。学力バランスが整う。

理由:

  • 読解力が大幅に成長
  • 文法理解が深まりやすい
  • 集中力が安定
  • 語彙も吸収しやすい

✔ 小5受験のメリット

  • そのまま小6で3級へ進める
  • 中学前に基礎文法が仕上がる
  • 受験勉強との両立も楽

🟦 小6:3級へのステップとして最強の準備

結論:
小6で4級 → 中1で3級合格が理想的な流れ

小6は、

  • 読解力が完全に安定
  • 学習の意図が理解できる
  • 集中力・語彙力が最大に近づく
    ため、4級は非常に受けやすいです。

✔ 小6で受けるメリット

  • 3級の面接対策に余裕が生まれる
  • 中学英語が“復習”になる
  • 公立中でも英語でスタートダッシュできる

⭐結論としておすすめ時期は “小5”、次点は “小4と小6”

学年受験のしやすさコメント
小1〜2★☆☆☆☆読解力不足。英語歴長い子は例外でOK
小3★★☆☆☆読みの得意な子なら挑戦可
小4★★★★☆4級に十分対応できる時期
小5★★★★★もっとも受験しやすく、理解力も安定
小6★★★★☆3級へのステップとして最適

✅ 英検4級に必要な語彙・文法一覧

(ここから新ルールの本文です)

英検4級で求められる語彙は 約600語
文法は 中学1〜2年の基礎レベル が中心になりますが、
小学生が“合格するだけなら”すべてを完璧にする必要はありません。

ここでは 小学生に最短で必要な部分だけ を厳選してまとめています。

英検4級に必要な語彙(約600語)

✔ 英検4級の語彙の特徴

  • 5級の倍の語彙量
  • 難しい単語はほぼ出ない
  • 学校・予定・趣味・生活など、身近な話題ばかり
  • 長文での“言い換え表現”が増える

語彙は“量より頻度”が大切で、
出やすい単語に絞るだけでも正答率が大きく伸びます。

名詞(Nouns)

英検4級では「場所・予定・学校関連」が特に多いです。

例:

  • hospital(病院)
  • weekend(週末)
  • restaurant(レストラン)
  • homework(宿題)
  • idea(アイデア)

動詞(Verbs)

行動を説明する単語が多く、長文でよく出ます。

例:

  • visit(訪れる)
  • decide(決める)
  • enjoy(楽しむ)
  • start(始める)
  • use(使う)

形容詞(Adjectives)

人物・物・場面の特徴を表す語彙が増加。

例:

  • important(重要な)
  • different(違う)
  • popular(人気の)
  • early(早い)

副詞(Adverbs)

時間・頻度を示す語が増えます。

例:

  • usually(ふつうは)
  • sometimes(ときどき)
  • already(すでに)
  • really(本当に)

前置詞(Prepositions)

英検4級で点を落としやすいポイント。

例:

  • before(〜の前に)
  • after(〜の後に)
  • during(〜の間に)
  • between(〜の間に)

英検4級に必要な文法(小学生が最低限おさえるべきもの)

英検4級では文法の比重が大きくなります。
しかし小学生に必要なのは “合格ラインまでの文法” だけ。

以下の7つを押さえておけば十分です。

1. 過去形(最重要)

4級で最もよく出る文法。
規則変化・不規則変化の両方を理解しておきたいところ。

例:

  • played
  • went
  • saw
  • had

小学生は特に、
“三単現のs と過去形をごっちゃにする” ミスが多いです。

2. 不定詞(to + 動詞)

英語が一気に説明的になる単元。

例:

  • I want to go.
  • She needs to study.

「〜するために」「〜すること」など、使い方が2種類ある点がポイント。

3. 三人称単数(he / she / it)

5級よりも出題比率が高い。

例:

  • He plays tennis.
  • She likes music.

ミスが続く場合は
「主語に s がつく → 動詞にも s がつく」
と体で覚えさせる方法が効果的。

4. 比較(bigger / more〜)

覚えづらいが、文章中の“判断系問題”で頻出。

例:

  • bigger
  • smaller
  • more interesting

5. 前置詞(in / on / at / for)

長文の内容把握で重要。

例:

  • at the station
  • in the morning
  • on Sunday
  • for two hours

6. 未来表現(will / be going to)

両方似た意味だが、自然に出題されます。

例:

  • I will study.
  • I’m going to visit him.

7. 動名詞(〜ing)

行動を説明する際に頻出。

例:

  • I like swimming.
  • Reading is fun.

⭐ 語彙・文法まとめると

小学生が合格に必要なのは…

  • 語彙:600語中“よく出る100語”
  • 文法:上記7項目だけ
  • 長文:文型をなんとなく意識する
  • リスニング:場面理解ができればOK

これだけで 合格ライン(6割)に十分到達できます。

英検4級の勉強法(小学生向け)

英検4級は「文章量が増える」「文法が難しくなる」と感じがちですが、
小学生でも正しい方法で取り組めば十分に合格できます。

ポイントは、
“やり方を小学生に最適化すること”
大人と同じ勉強方法をやらせると、ほぼ確実に挫折します。

ここでは、最短で効果が出る実践的な勉強法をまとめます。

① 長文は「段落ごとに意味を取る」だけで読める

4級では長文読解が一気に増えますが、
内容は物語・説明文・日常生活などやさしいテーマばかりです。

小学生におすすめの読み方は、

段落ごとに「誰が」「なにをしたか」だけ確認する方法。

例:

  • 第1段落:登場人物・状況
  • 第2段落:何が起きたか
  • 第3段落:その結果・感想

この3つが分かれば、
細かい単語がわからなくても正答率はかなり上がります。

ポイントは、長文を「全部理解しよう」としないこと。
ざっくり意味をつかむ読み方 が4級では最も効果的です。

② 語彙は“音+意味”で覚えると定着する

600語全部を覚える必要はありません。
まずは「よく出る100語」からで十分です。

覚え方は、
声に出して、短い文で覚えるのが最速。

例:

  • visit → I visit the park.
  • early → I get up early.
  • before → before school

声に出さないと、
「知ってるのに読めない」「意味はわかるけど選べない」
という状態になりやすいです。

4級は音読と相性が良いので、
単語カードより“声に出す練習”が圧倒的に効果的 です。

③ 文法はイメージで理解する(丸暗記はNG)

小学生は抽象的な説明が苦手です。

たとえば…

  • 過去形のルール
  • 比較級の作り方
  • 不定詞の役割
  • 三単現の決まりごと

これらを“説明”されると、すぐに混乱します。

4級文法は
文章のパターンで丸ごと覚えたほうが速い です。

例:

  • I went to…(過去の話の基本パターン)
  • I want to…(不定詞の鉄板パターン)
  • He likes…(三単現のパターン)

文法の「理解」は中学で自然に深まります。
小学生は “使い方の感覚” をつかめば十分です。

④ リスニングは「場面の想像」がカギ

英検4級のリスニングは、
スピードは少し上がりますが、内容はまだ非常に簡単です。

会話の中身は

  • 学校
  • 買い物
  • 趣味
  • 予定
    など、日常生活ばかり。

小学生に最も効果的な聞き方は、

「どんな場面?」を先に想像して聞く方法。

これをするだけで
“単語が聞き取れた気がする” という誤答が激減します。

ポイントは、
答えを急がず、まず場面をイメージすること。

⑤ 過去問は3回で十分(やりすぎると逆効果)

小学生に過去問を大量にやらせるのはNGです。
理由は、

  • 間違いが多くて自信を失う
  • 文章量に耐えられず飽きる
  • “わからないところ”ばかり覚えてしまう

だからです。

正しい使い方はこの3回だけ。

1回目:本番形式を知る
2回目:時間配分を理解する
3回目:最後の確認

これ以上はやらなくてOKです。

⑥ 長文は音読するだけで理解レベルが変わる

4級の長文は、音読との相性が最高です。

音読をするだけで

  • 文の切れ目が分かる
  • 文章全体の流れがつかめる
  • 意味の推測がしやすくなる
  • 英語の語順に慣れる

小学生は「読むより聞くほうが得意」なので、
声に出す練習=長文対策の最短ルート です。

⑦ 小学生は“完璧を目指さない”ほうが受かる

4級は6割取れれば合格。

つまり、
わからない問題を無理に埋める必要がありません。

むしろ、

  • 簡単な問題を確実に取る
  • 長文の大意だけつかむ
  • リスニングで点を稼ぐ

これで十分合格できます。

小学生にとっての最大の敵は
“難しそうというイメージ” です。

完璧主義より「できるところを確実に」
の方が確実に合格に近づきます。

小学生がつまずきやすいポイントと対策

英検4級は小学生でも合格できる級ですが、
“気をつけないと必ずつまずくポイント” がいくつもあります。

これらを理解しておくだけで、
家庭学習の効率が一気に上がり、
点の取りこぼしが減る=合格がぐっと近づく
という非常に重要な内容です。

① 過去形と現在形・三単現をごちゃ混ぜにする

英検4級の最大の落とし穴がこれ。

例:

  • He go to school yesterday.
  • He went to school every day.
  • He plays baseball yesterday.

小学生は「時制(時間)」の感覚が弱いため、

“昨日なら過去形”
“いつもの習慣なら三単現”

という切り替えが苦手です。

● 対策

会話文・長文を読むときに

「これはいつの話?」

と最初に確認する習慣をつけるだけで、
時制のミスが激減します。

例:

  • yesterday → 過去形
  • every day → 三単現
  • now → 現在進行形

文章にヒントは必ずあるので、
“時間のキーワード探し” を最初にさせるのがコツです。

② 長文で集中力が切れて意味を見失う

英検4級の長文は、
小学生にとって“読む量が多い”のが最大の壁。

意味は簡単なのに、
文章量が多くなるだけで集中が切れます。

● 対策

段落ごとに区切って読む。
読み終わったら「何の話だった?」と口頭で言わせる。

たったこれだけで読解力が劇的に上がります。

子どもは“文章の全体像”を見るのが苦手なので、
細かく「意味を区切る」習慣が必要です。

③ 前置詞(in / at / on / for)で迷う

英検4級の前置詞は、
文章中の意味理解に深く関わるため、
間違えると流れが読めなくなります。

例:

  • at school
  • in the park
  • on Sunday
  • for two hours

小学生は前置詞の“ニュアンス”理解が難しく、
丸暗記になって混乱します。

● 対策

“イラストで覚える” が最も効果的。

  • in → 中に入っている
  • on → 上に乗っている
  • at → 点で場所を示す

前置詞は日本語訳だけでは絶対に理解できないため、
視覚で覚えることが最強の近道 です。

④ 言い換え表現で間違える(長文で多発)

英検4級の長文では
“同じ意味を違う単語で言い換える”問題が増えます。

例:

  • happy → glad
  • start → begin
  • child → kid

小学生は “意味は分かるけど、つながらない”
という状態になりやすいです。

● 対策

よく使われる言い換えだけ覚える。

  • start = begin
  • child = kid
  • buy = get
  • sick = ill
  • happy = glad

これだけで長文の正答率が跳ね上がります。

⑤ リスニングで“最初の単語”だけで判断してしまう

小学生は
単語の一部だけ聞こえた気になって答えてしまう
クセがあります。

「なんとなく音が似てたから」
という理由だけで選んでしまうパターンです。

● 対策

場面をイメージしてから聞く練習 をさせます。

例:

  • “at the store” と聞こえたら → 買い物の話だな
  • “Sunday morning” と聞こえたら → 予定の話だな

英検4級のリスニングは“音より状況”で解ける問題が多いため、
場面想像の習慣が最強の対策になります。

つまずきポイント一覧表

つまずき主な原因最速の対策
過去形の混同時制の理解不足時間キーワードを探す
長文で迷う文章量・集中力の問題段落ごとに区切って読む
前置詞ニュアンス理解不足イラストで覚える
言い換え語彙の知識不足よく出る言い換えだけ暗記
リスニング誤答雰囲気で答える場面を想像してから聞く

英検4級は“英語の土台作り”に最適(まとめ)

英検4級は、5級から一気にレベルが上がるため
「難しく感じる」「読めないところが増える」という声も多いですが、
内容そのものは 小学生でも十分対応できる範囲 に収まっています。

そして4級は、単なる資格以上の価値があります。

なぜなら、
“英語の基礎力”を一気に底上げできるステップ
だからです。

4級で身につく力は、この先の英語学習の中心になる

  • 過去形・三単現・比較など文法の基礎
  • 読解の基本(段落ごとに意味をつかむ力)
  • よく出る中学英語の語彙
  • 場面を想像するリスニング力

これらは、
英検3級 → 準2級 → 中学英語 → 高校英語
すべてのベースになります。

英語は “基礎力が固まっている子” が圧倒的に伸びる教科です。
だからこそ、4級でしっかり土台を作っておくことは、
お子さんの未来の英語学習をスムーズに進めることに直結します。

小学生で4級を取るメリットは非常に大きい

  • 3級(面接あり)へのステップが楽になる
  • 中学英語が “復習” になる
  • 得意科目としての自信がつく
  • 入試・内申点でも有利になる
  • 英語に対して前向きでいられる

特に中学で英語につまずく子は、
小学生のうちに「自信の貯金」がないことが多いです。

4級で
「あ、私英語できるかもしれない」
という成功体験を作っておくと、その後の伸びがまったく違います。

最後に:英検4級は“努力が確実に結果につながる級”

4級は、
難しすぎず、簡単すぎず、
“頑張れば手が届くちょうど良い級” です。

そして、6割取れば合格できます。
つまり、
全部を完璧にしなくても受かる試験 なのです。

  • 読めるところを確実に取る
  • 聞けるところをしっかり点にする
  • 長文はざっくり意味をつかめばOK

この積み重ねだけで合格ラインに届きます。

お子さんの英語学習のスタート地点として、
英検4級は非常に価値のある目標です。

無理なく、楽しみながら、
“今の力をちょっとだけ広げる” 気持ちで取り組んでみてください。

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