「英検5級って何が出るの?」「どこまで勉強すれば合格できる?」
初めての英検では、出題範囲がわからず不安になる方も多いです。
英検5級は中学1年生前半レベルですが、
小学生でも正しい準備をすれば十分合格できます。
この記事では、保護者の方がすぐ判断できるよう、
- まずカンタンにわかる出題範囲の全体像
- 優先順位の高い勉強ポイント
- 小学生がつまずきやすいところ
をコンパクトにまとめました。
今日から安心して準備を始められるよう、やさしくサポートします🌈
英検5級の出題範囲
英検5級では、次の3つの力が試されます。
- 短い英語の文章を読んで理解する力
- 日常的な英語を聞いて理解する力
- 基本的な語彙・文法を知っていること
つまり、
「英語を学び始めた入門期での理解度」がチェックされます。
出題形式と配点の特徴(リスニングが鍵)
英検5級は、リーディングとリスニングの2つで構成されています。
| 試験区分 | 内容 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|---|
| リーディング | 短文の空所補充、会話文の理解 など | 約60点 | 約25分 |
| リスニング | 絵や会話文を聞いて答える | 約60点 | 約20分 |
合格ラインは全体のおおよそ6割とされています。
さらに、リスニングだけで全体の半分近くを占めることが大きな特徴です。
そのため、
- リスニングでしっかり点を取る
- リーディングで基本問題を落とさない
という戦略が、英検5級合格への近道になります。
文法の出題範囲一覧(小学生向けにやさしく)
ここでは、英検5級でおさえておきたい文法をまとめます。
難しい用語を覚えるというより、「この形を見たことがある」状態にしてあげることが大切です。
英検5級の主要な文法項目
- be動詞(am / are / is)
例:I am Ken. / You are my friend. - 一般動詞(like / have / play など)
例:I like soccer. / She has a dog. - 三人称単数現在(s)
例:He likes music. / She plays the piano. - 名詞・代名詞(this / that / my / your など)
- 疑問詞(what / who / where / how / when など)
例:What is this? / Where do you live? - 現在進行形(be動詞+動詞 ing)
例:I am studying. / They are playing tennis. - 助動詞 can(〜できる)
例:I can swim. / She can speak English. - 命令文
例:Sit down. / Open the window. - There is / There are(〜があります)
例:There is a park near my house.
漢字が少ない時期の子どもにとっては、
英単語の意味と語順に慣れることが何より大切です。
文法用語にこだわりすぎず、「こういう言い方をよく使うんだね」と声かけしてあげると安心です。
単語・フレーズの範囲(生活・学校・家族)
英検5級で求められる語彙数は、目安として600〜700語ほどといわれています。
とはいえ、すべてを一語ずつ暗記する必要はありません。
主に出題されるのは、子どもの日常生活に密接な単語です。
出やすい単語の例
- 家族:mother / father / sister / brother / family
- 学校:teacher / student / classroom / pen / desk / bag
- 食べ物:apple / bread / milk / rice / water
- 動物:dog / cat / bird / fish
- 天気・季節:sun / rain / snow / winter / summer
- 数・色:one / two / three / red / blue / green
よく使うフレーズの例
- How are you?
- What’s this?
- I like 〜.
- Thank you. / You’re welcome.
- See you.
これらの単語や表現は、「書ける」よりも「聞ける・言える」状態を目指すのがおすすめです。
親子で会話に取り入れてみると、自然と身についていきます。
リスニング問題のパターンと対策
英検5級の合格には、リスニング対策が欠かせません。
よく出る問題のパターンを知っておくと、子どもも安心して受験できます。
よく出るリスニングのパターン
- 絵を見て、合う英文を選ぶ
→ 絵の中の行動や持ち物を聞き取り、正しい選択肢を選ぶ問題です。 - 短い会話を聞いて答える
→ 「Where is the boy?」などの質問に対して答えを選びます。 - 放送に合う文を選ぶ
→ 聞こえてきた内容に一番近い文を選ぶ形式です。
子どもがつまずきやすいポイント
- 似たような音の単語の区別がつきにくい
- 一度聞き逃すと、その後も焦ってしまう
- 問題文や選択肢を読むのに時間がかかる
これらは、「音に慣れる」ことで少しずつ解消できます。
リスニング対策のコツ
- 公式問題集や音声付きテキストの音を、毎日10分ほど聞く
- 同じ音声を何度か聞き、意味がわかるまで繰り返す
- 聞いたフレーズを親子でまねして口に出してみる
最初は「速い…」と感じても、
繰り返すことで「知っている音」「聞き取れる音」が増えていきます。
小学生がつまずきやすいポイントと解決策
ここでは、小学生の受験でよく見られるつまずきと、その解決策を表にまとめました。
| つまずきポイント | 主な原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| 問題文が読めない | 日本語・英語ともに読解の負荷が大きい | 絵本や動画などで語彙を増やし、「見たことのある単語」を増やす |
| リスニングが速く聞こえる | 英語の音に慣れていない | 同じ音声をくり返し聞き、「知っているフレーズ」を増やす |
| 時間が足りなくなる | わからない問題で手が止まってしまう | 「わかる問題から解く」練習を過去問でしておく |
難しく感じたら、
「全部完璧にしよう」と思いすぎないことも大切です。
まずは、よく出る形式や問題に慣れるだけでも点数は上がっていきます。
家庭でできる学習法まとめ
最後に、家庭でできる学習の優先順位を整理します。
優先順位① リスニング中心(毎日10分)
英検5級はリスニングの配点が高いため、
毎日少しずつ英語の音を聞く習慣が、合格への一番の近道です。
- 公式問題集の音声
- 子ども向け英語の歌やチャンツ
- 短い英語アニメ
などを活用して、耳を英語モードにしていきましょう。
優先順位② 短いフレーズを「口に出す」練習
英検5級のレベルでは、難しい文章よりも、
よく使うフレーズをそのまま覚えるほうが身につきやすいです。
- I like 〜.
- What’s this?
- Thank you. / You’re welcome.
などを、日常生活の中で親子でやりとりしてみると、
自然に語彙と表現が増えていきます。
優先順位③ 過去問で「形式に慣れる」
ある程度、単語と文の形に慣れてきたら、
過去問や模擬試験にチャレンジしてみましょう。
- 1回分を時間を計って解く
- 間違えた問題にチェックをつける
- 後日、「チェックした問題だけ」を解き直す
このサイクルをくり返すことで、
短時間で弱点をつぶすことができます。
初めての英検では、
- 100点満点を目指すより
- 合格ラインをしっかり超える
という気持ちで取り組むと、子どもも保護者も心が軽くなります。
英検5級を、「英語の第一歩を踏み出す、前向きな経験」にしてあげられると良いですね。

